後遺障害14級、交通事故の慰謝料の相場2020!増額するには?
そもそも後遺障害14級ってどういうものなの?
14級の慰謝料はどのくらいもらえるの?
保険会社から言われた示談金に納得できない・・・
このページをご覧のあなたは、このようなことでお悩みではありませんか?
後遺障害14級を認定されたあなた。「後遺障害」という聞きなれない言葉に戸惑ってしまう方も多いでしょう。このページでは、後遺障害やその慰謝料についてご紹介します。
目次
14級に認定される後遺障害とはどんなもの?
後遺障害14級の種類って?
後遺障害は症状の程度によって1級から14級に区分されているが、14級は後遺障害認定等級の中で最も低い等級である。
それぞれの部位や種類に応じて、後遺障害の認定基準が設定されている。
これらの認定基準は、自賠責保険の基準となっており、労災保険法に基づく後遺障害認定基準を準用している。
14級は部位等によって1号~9号まで細かく分けられており、その一覧が下記の表である。
号 | 認定基準 |
---|---|
1 | 1眼のまぶたの一部に欠損を残しまたは、まつげはげを残すもの。 |
2 | 3歯以上に対して歯科補綴を加えたもの。 |
3 | 1耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することが出来ない程度になったもの。 |
4 | 上肢の露出面に手のひらの大きさの醜いあとを残すもの。 |
5 | 下肢の露出面に手のひらの大きさの醜いあとを残すもの。 |
6 | 1手のおや指以外の手指の指骨の一部を失ったもの。 |
7 | 1手のおや指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸することが出来なくなったもの。 |
8 | 1足の第3の足指以下の1、または2の足指の用を廃したもの。 |
9 | 局部に神経症状を残すもの。 |
14級9号は争われる!?
14級はすべての等級の中でも、最も多く認定されている等級であるが、その中でも9号の「局部に神経症状を残すもの」にあたる「むち打ち」は交通事故において最も多く発生するといわれている。
また、「むち打ち」は外傷がなく、症状が目に見えないため、後遺障害として認定されないケースがある。
14級9号が認定されるために重要なことは、通院を怠らず、自分の症状を主治医にしっかりと伝えることです。
14級の後遺障害慰謝料の相場はいくら?
慰謝料相場の3つの基準!?
後遺障害慰謝料の金額の相場には、3つの基準がある。
それは、「自賠責保険」による基準と「任意保険」による基準、また過去の判例に基づいて弁護士が代理して交渉する場合の「弁護士基準」である。
金額は、自賠責保険基準が最も低く、弁護士基準が最も高く、任意保険基準は独自で設定されているため、明確な金額は不明であるが自賠責保険と弁護士基準の中間といったところである。
「弁護士基準」の慰謝料金額は、日弁連の発行する「民事交通事故訴訟 損害賠償算定基準」(通称赤い本)に記載されている。
慰謝料と等級
後遺障害1級から14級まで、それぞれの慰謝料相場が設定されており、14級の慰謝料は自賠責保険基準では32万円、弁護士基準では110万円とされている。
弁護士が介入することで、14級の4倍近くも慰謝料が増額し、他の等級においても2~3倍増額している。
後遺障害等級と各基準の慰謝料設定金額
等級 | 自賠責基準 | 弁護士基準 |
---|---|---|
1級 | 1100万円 | 2800万円 |
2級 | 958万円 | 2370万円 |
3級 | 829万円 | 1990万円 |
4級 | 712万円 | 1670万円 |
5級 | 599万円 | 1400万円 |
6級 | 498万円 | 1180万円 |
7級 | 409万円 | 1000万円 |
8級 | 324万円 | 830万円 |
9級 | 245万円 | 690万円 |
10級 | 187万円 | 550万円 |
11級 | 135万円 | 420万円 |
12級 | 93万円 | 290万円 |
13級 | 57万円 | 180万円 |
14級 | 32万円 | 110万円 |
慰謝料を増額するには!?
まずは弁護士に相談!
上記の会話にもあるように、保険会社から提示された慰謝料に納得できないこともあるだろう。
基本的に保険会社は、低い金額で示談金を持ちかけてくることが多いといわれている。
弁護士に依頼することで、「弁護士基準」による最も高い金額での慰謝料を獲得できる可能性が高くなる。
最近では、交通事故について無料で電話相談できる法律事務所が増えているので、交通事故に遭ってしまったら、まずは弁護士に相談することをおすすめする。
弁護士が今後の道筋を立て、保険会社との示談交渉や書類作成などを行い、被害者を全面的にサポートしてくれるだろう。
交通事故の解決を弁護士に任せたい
24時間スマホで無料相談するなら
いかがだったでしょうか?
この記事をお読みの方には、「後遺障害14級、交通事故の慰謝料の相場2020!増額するには?」というテーマに関して、理解を深めていただけたのではないでしょうか。
記事に関連して、もっと知りたいことがある方は、本記事を監修したアトム弁護士法人が提供するスマホで無料相談がおすすめです。
こちらの弁護士事務所は、交通事故の無料電話相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。
いつでも専属のスタッフから電話相談の案内を受けることができるので、使い勝手がいいです。
電話相談・LINE相談には、夜間や土日も、弁護士が順次対応しているとのことです。
仕事が終わった後や休日にも、交通事故に注力する弁護士に相談できて、便利ですね。
※無料相談の対象は人身事故のみです。
物損事故のご相談はお受けしておりません。
広告主:アトム法律事務所弁護士法人
代表岡野武志(第二東京弁護士会)
こちらは交通事故専門で示談交渉に強い弁護士が対応してくれるので、頼りになります。
交通事故の後遺症で悩み、適正な金額の補償を受けたい、とお考えの方には、特にオススメです!
地元で無料相談できる弁護士を探すなら
弁護士に会って、直接相談したい方には、こちらの全国弁護士検索のご利用をお勧めします。
当サイトでは、交通事故でお悩みの方に役立つ情報をお届けするため、
①交通事故専門のサイトを設け交通事故解決に注力している
②交通事故の無料相談のサービスを行っている
弁護士を特選して、47都道府県別にまとめています。
頼りになる弁護士ばかりを紹介しているので、安心してお選びください。
何人かの弁護士と無料相談した上で、相性が良くて頼みやすい弁護士を選ぶ、というのもお勧めの利用法です!
この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。