Home  /   増額事例   /   下肢の切断   /   小学校１年生、足指切断で賠償額1732万円認定。

小学校１年生、足指切断で賠償額1732万円認定。

ISKW 2016年7月20日 | 下肢の切断
kazoku 0921 5
認容額 1732万2644円
年齢 6歳
性別 男性
職業 小学校１年生
傷病名

左足第一ないし第四指切断
障害名 足指切断
後遺障害等級 8級
判決日 昭和61年1月30日
裁判所 東京地方裁判所

交通事故の概要

昭和56年4月24日午後14時56分頃、埼玉県川口市大字蓮沼309番一先の車道幅員6.6メートルの道路横断歩道上において発生した。
本件歩道を、青色信号にしたがい新郷農業協同組合側より横断中、定期バスが川口方面より草加方面に進行し、被害者と衝突し左足挫滅創、左足第一ないし第四指切断の傷害を負わせたという事案。

被害者の入通院治療の経過

被害者は、本件事故により約90日の入院、およそ３年半にわたっての通院治療を行った。

後遺障害の内容

被害者は、本件事故により、左足関節の機能障害（12級7号）と左足指第一ないし第四指切断（9級）の後遺障害により併合8級と認定されている。

判決の概要

被害者は横断歩道上を青信号にしたがって横断していて本件事故にあったのであるから、この事故の態様と被害者の年齢に照らすと、被害者に格別の過失があったとはいえず、過失相殺の主張は認められない。

認容された損害額の内訳

治療関係費 239万5611円
入院付添費 32万7000円
入院雑費 9万1000円
逸失利益 1693万2664円
慰謝料 520万円
通院時車両駐車代 4345円
付添寝具料 2万 0500円
靴注文費 80万 2300円
損害填補 - 945万 0756円
弁護士費用 100万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

下肢切断の関連記事

後遺障害/慰謝料のまとめ