「子供はむちうちにならない」と思わずに対応!大人のためのQ&A

Q1.子供はむちうちにならないと言われたけど本当ですか?

子供がむちうちになる可能性は否定できません。

追突事故などの被害にあった場合、子どもの身体にも何らかの影響が残っている可能性があります。

医師の中には「子供はむちうちにならない」と考えている先生もいらっしゃるようです。しかし、交通事故にあった大人の立場からすると心配になるとも当然です。

MRIなどの検査をおこなうとともに、保護者は「いつもと違うところはないか」など注意深く見守ることが大切です。

Q2.子供は大丈夫と言っているけれどむちうちの可能性はある?

子供は正確に自分の怪我や交通事故の状況を言葉にできないかもしれません。何か不快感・違和感があっても、きちんと話せるとは限らないものです。

まず大人が落ち着きましょう。そして交通事故のこと、打ち付けた場所、痛いところ、どんなふうに痛いのかを聞いていきます。
大人が整理して話を聞いていくことが必要です。

直後は痛くないかもしれない

「むちうち」は、事故の後から時間が経って痛みやしびれが出てくることもあります。
ですから、交通事故の直後は「大丈夫」でも油断はできません。

いずれにせよ人身事故であると大人が判断した場合は病院へ行き、専門家である医師もまじえて怪我の確認してみましょう。

Q3.子供のむちうちは何科にいけばいい?

まずは整形外科を受診してください。

小児科でない理由は?

「小児科」は「小児内科」のことをいい、外科的な処置には限界があるそうです。かかりつけ医であっても、設備しだいでは診断に必要な検査がおこなえないかもしれません。

整骨院はダメなの?

最初から整骨院・接骨院だけを受診するのはおすすめしません。
仮に交通事故の後遺症が残った時、病院との連携が非常に大切だからです。

Q4.子供がむちうちになった時の対応は?

まずは病院(整形外科)を受診することです。

病院へ行くまでは安静にして、できるだけ身体を動かさないようにしましょう。

病院で医師の診察を受けて、指示を守ってください。
個人差はありますが次のような処置がとられることが多いようです。
・受傷部を固定する
・薬で痛みを和らげる
・ブロック注射で痛みを和らげる

Q5.子供のむちうちも後遺障害認定される?

後遺障害認定される可能性があります。

子供の関節や筋肉は柔らかいので、傷ついた組織も治りやすいとされています。ですが、完治するかどうかは交通事故の規模受けた衝撃の強さなど千差万別です。

残念ながら、「子供のむちうちは絶対になおる」とは言い切れません。場合によっては後遺障害12級・14級など、後遺障害認定を受ける可能性もあります。

後遺障害をおってしまうと、その先の長い人生で不便を強いられることになってしまいます。
きちんとした損害賠償を求めるなら、弁護士への依頼をおすすめします。
なぜなら、弁護士に依頼すると、保険会社からの提示額よりも高額な慰謝料の獲得が見込めるからです。

また、後遺障害認定のサポートも弁護士に任せることができます。
事務手続きなどの負担が減り、お子さんとの時間も大事にできるでしょう。

家事、育児、お仕事…いろんな日常の出来事と並行して交渉を進めるのはとても大変です。
弁護士なら、その負担を減らせるかもしれません。
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※無料相談の対象は人身事故のみです。
物損事故のご相談はお受けしておりません。

この記事の監修弁護士

岡野武志弁護士

アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。

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