加害者の不注意事故で被害者が死亡し約5千万円超
認容額 | 5785万9277円 |
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年齢 | 70歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 家事従事 |
傷病名 | 不明 |
判決日 | 平成26年10月30日 |
裁判所 | 名古屋地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、平成25年1月21日午前10時10分頃、名古屋市西区市場木町126番地先路線上において発生した。加害者は、加害車両を運転し、本件事故現場の信号機により交通整理が行われている交差点を直進するに当たり、前方左右を注視せず、かつ、赤色信号を無視して交差点に進入して進行し、同交差点出口付近に設けられている横断歩道上を青色信号に従って横断歩行中の被害者に加害車両を衝突させ、同人を死亡させた。
被害者の事故後の経過
被害者は、本件事故で負った負傷により死亡した。
判決の概要
本件事故は、被害者は、青色信号に従って横断歩道上を歩行していたところ、加害者の前方不注視及び赤信号無視という一方的かつ重大な過失により惹起された本件事故によって、尊い生命を奪われた。その苦痛を贖うためには、2400万円をもってするのが相当である。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 35万5050円 |
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逸失利益 | 2308万7069円 |
慰謝料 | 2400万円 |
損害賠償請求関係費用 | 1万 2210円 |
遺族固有の慰謝料 | 400万円 |
葬儀費用 | 150万円 |
填補 | - 35万 5050円 |
弁護士費用 | 526万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。