高速道路での死亡事故で認容額4000万円超の事例

HYS 2016年6月3日 | 死亡事故
arrest 0828 1
認容額 4110万3484円
年齢 60歳
性別 男性
職業 不明
傷病名

頸部挫創、多発性肋骨骨折、肺挫傷

判決日 平成27年1月16日
裁判所 東京地方裁判所

交通事故の概要

本件事故は、平成23年9月30日午前3時27分頃、東京都江戸川区において、停止中の被害者の車に加害者の車が追突した。

被害者の事故後の経過

被害者は、本件事故当日午前4時44分頃、病院において失血死により死亡した。

判決の概要

本件事故は、高速道路上で追突事故に遭い停車中の被害者の車に加害者の車が追突した事故であるところ、本件事故当時、加害者が無免許運転であったことや、法定速度を約40km上回る時速約120kmで走行していたことを考慮すると、本件事故は加害者の一方的過失により発生したものであり、被害者に過失相殺すべき過失があったとはいえないとした事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 3150円
逸失利益 1789万4934円
慰謝料 2200万1100円
文書料 4300円
葬儀費用 120万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

死亡事故の関連記事