脊髄損傷で後遺障害12級、主婦の賠償額452万円

ISKW 2016年6月9日 | 脊髄損傷
medical 19
認容額 452万1677円
年齢 61歳
性別 女性
職業 主婦
傷病名

頚椎捻挫

障害名 頚椎捻挫
後遺障害等級 12級
判決日 平成26年7月15日
裁判所 京都地方裁判所

交通事故の概要

平成21年9月25日午後18時20分頃、京都府舞鶴市字下福井2番地41において、被害者の夫が運転し、被害者が同乗していた普通乗用自動車に、加害者が運転する普通乗用自動車が追突した事案。

被害者の入通院治療の経過

被害者は本件事故後、合計で142日間の入院治療を行った。

後遺障害の内容

被害者は、神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するものとして後遺障害12級13号に該当すると判断された。

判決の概要

本件事故による他覚症状の内容、これと関係がある症状の範囲、要因と関連性がある症状の範囲、本件事故直後の症状の程度等を考慮して、症状固定までの損害について、50パーセントの限度で、本件事故との因果関係を認めた。
後遺障害については、本件事故との因果関係を認め、これを超えるものは、素因によるものとして、本件事故との因果関係を認めないとして、原告の請求を一部認容した事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 230万6960円
入院雑費 15万0750円
逸失利益 211万1257円
慰謝料 430万円
介護器具費 2万 3010円
損益相殺 - 477万 0300円
弁護士費用 40万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

脊髄損傷の関連記事

後遺障害/慰謝料のまとめ