【自営業】車同士の追突事故で574万円超
認容額 | 574万2471円 |
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年齢 | 46歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 自営業 |
傷病名 | 脊柱の変形傷害、後頭部痛、耳鳴り、手術に伴う採骨部痛など |
障害名 | 椎間板ヘルニア |
後遺障害等級 | 11級 |
判決日 | 平成22年12月14日 |
裁判所 | 京都地方裁判所 |
交通事故の概要
平成19年3月18日午前11時35分ころ、京都市山科区音羽前田町35番地1先国道1号線北行車線において、被害車両が信号待ちをしているところに加害車両が追突した事件。
被害者の入通院治療の経過
被害者は事故当日から約264日の通院と14日の入院をしなければならなかった。
後遺障害の内容
本件事故による受傷に伴い本件手術の施行が認められることから、脊柱の変形傷害は「脊柱に変形を残すもの」として11級7号に該当し、また、咽頭違和感や軽度えん下傷害の症状は上記に含めて評価するものと判断した。
判決の概要
被害者の椎間板ヘルニアの既往症が、被害者の事故後の症状発生に寄与しているとして、公平の観点から被害者の損害の2割について素因減額を認めた事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 150万9890円 |
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入院付添費 | 1万8000円 |
入院雑費 | 2万1000円 |
休業損害 | 151万8795円 |
逸失利益 | 720万1086円 |
慰謝料 | 640万円 |
素因減額 | - 333万 3755円 |
損害てん補 | - 819万 2545円 |
弁護士費用 | 60万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。