交通事故|弁護士ランキングや評判についての考察|アトム法律事務所弁護士監修【2020最新版】
万が一、交通事故にあってしまった場合、どのように弁護士を選んだらよいでしょうか?
交通事故に弁護士をネットで検索してみると、弁護士ランキングが見つかりました!
このようなランキングはどのくらい信頼できるものなのでしょうか?
目次
交通事故被害者が弁護士ランキングに依存してしまう理由は!?
交通事故の被害者にとって弁護士選びはとても骨の折れる作業だ。弁護士数は2019年3月1日時点で4万1159人となっており、今後も年間1000人以上の弁護士が増えていくと予想される。交通事故分野を取り扱う弁護士も急激に増えてきた。
スマホが普及していつでもどこでもネット検索できる時代になり、弁護士情報を含めどんな情報でも手軽に入手できる時代になった。
しかし、ことに弁護士選びについては多数の広告であふれかえり、どの弁護士が良いのか判断できないという事態になっている。
そこで、手軽に交通事故弁護士を絞り込む手法としてまとめサイトなどが弁護士ランキングをウェブ上に紹介している例が増えている。
弁護士ランキングでは、交通事故分野でおすすめの弁護士事務所を1位から10位までランク付けしている。弁護士選びに万策尽きた被害者が弁護士ランキングに安易に飛びつく気持ちは分かるが、これに依存することはおすすめできない。
結論として、弁護士ランキングの情報に基づいて弁護士を選ぶと適切な弁護士選びができない可能性があることに注意が必要だ。
まとめ表
メリット | デメリット | |
---|---|---|
交通事故を扱う弁護士の増加 | 価格競争による弁護士費用の低額化 | ネット広告が増え弁護士選びが困難 |
スマホの普及 | いつでも手軽に情報を入手できる | 価値ある情報と広告の区別ができなくなる |
弁護士ランキングに依存すべきでない3つの理由
ウェブ上の弁護士ランキングが信用できない理由は以下のとおり複数ある。
・ランキング付けを行う客観的根拠がない
・掲載料がランキングに影響する
・サイトの運営主体が不明確
①ランキング付けを行う客観的根拠がない
交通事故の弁護士は全国に多数存在するなかで、特定の弁護士事務所をランキング付けするためには、何らかの指標が必要だ。
しかし、弁護士の業務が法的サービスの提供という目に見えないものであり、その情報が集約されていないためランキング付けするための基準は存在しないのだ。
弁護士費用についてはランキング付けが可能かもしれないが、弁護士費用が安ければ安いほど良い弁護士とは限らないことは想像に難くないだろう。
弁護士に実際に依頼した人による評価情報があればランキング付けは可能かもしれないが、現状ではそのような情報が提供されているサイトはないようだ。
②掲載料がランキングに影響する
弁護士ランキングを掲載しているウェブサイトの多くは、弁護士から掲載料や広告料を受け取ってサイトを運営しているものが多いようだ。
サイト運営者との掲載に関する契約をしていない弁護士は一切ランキングには掲載されない。一方、多く掲載料を支払っている弁護士事務所がランキング上位に位置づけられているはずだ。
この仕組みが、交通事故の被害者にとって有益な弁護士ランキングかどうかは考えればすぐにわかるだろう。
③サイトの運営主体が不明確
弁護士ランキングを掲載しているウェブサイトの一部は、サイト上で運営主体を明らかにしていない場合があるようだ。
運営主体が不明である以上、弁護士ランキングの責任の所在もはっきりしない。交通事故被害者としては、少なくとも運営主体が不明なウェブサイトのランキングに基づいて弁護士選びをすることだけは避けるようにしよう。
まとめ表
理由① | ランキング付けの根拠 | 弁護士費用以外にランキング付けの根拠がない |
---|---|---|
理由② | 掲載料の影響 | お金でランキング上位を獲得できる仕組み |
理由③ | サイトの運営主体 | ランキング付けの責任の所在が不明確 |
唯一の信用できる弁護士ランキングは検索順位!?
特定のウェブサイトが掲載する交通事故の弁護士ランキングは、交通事故被害者にとって有益とはいえない可能性が高いことが分かった。
とはいっても、交通事故被害者が何ら参考にする指標がないのでは、弁護士選びに苦労することになる。交通事故被害者にとって有益な弁護士ランキングとしては、交通事故関連のキーワードで検索した場合の検索順位が参考になる。
とくに、代表的な検索エンジンであるGoogleは検索アルゴリズムのアップデートを繰り返すことで、最新技術を用いて検索順位の決定基準を人間の判断基準に限りなく近づけている。
そのため、Google検索においては検索ユーザーにとって価値の高い情報を提供している法律事務所のウェブサイトほど上位に表示されることになるのだ。
弁護士の重要な業務内容の一つが、依頼者に法的アドバイスを提供することだ。
ウェブサイト上で交通事故の潜在的な依頼者に対し、価値の高い情報を提供できる能力のある弁護士事務所は実際の相談や事件対応においても高い評価を得られる可能性が高いといえる。
そのため、交通事故被害者が弁護士選びのためにネット検索を行うことには一定の合理性がある。
ただし、検索エンジンのページに表示されるもののうち、PPC広告は検索順位とは全く関係がないものである。PPC広告を検索上位のページと混同しないように注意が必要だ。
まとめ表
特定のサイトの弁護士ランキング | Googleの検索ランキング | |
---|---|---|
評価基準 | 基準は不明だが掲載料が大きく影響している可能性大 | Googleの検索アルゴリズム(人間の判断基準に近い) |
ランキング上位の特徴 | 特定のサイトと提携している | 価値の高い有益な法律情報を提供できる |
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いかがだったでしょうか?
この記事をお読みの方には、「交通事故の弁護士ランキングについての考察」というテーマに関して、理解を深めていただけたのではないでしょうか。
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まとめ
いかがでしたか?
この記事では、交通事故の弁護士ランキングについてお届けしました。
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困ってからではなく、困る前でも相談できるのが良い弁護士。
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弁護士ランキングについてのQ&A
弁護士ランキングってなに?
弁護士ランキングとは、手軽に交通事故弁護士を絞り込む手法として、交通事故分野でおすすめの弁護士事務所をランキング形式で紹介しているものです。年々、弁護士の数や弁護士に関する広告が増えているため、良い弁護士かどうかの判断が難しくなっています。そこで弁護士選びに万策尽きた被害者は、安易に探せるということで弁護士ランキングに依存するようになりました。しかし、弁護士ランキングの利用には注意が必要です。 弁護士ランキングとは?
弁護士ランキングに依存してはダメ?
弁護士ランキングを信用しすぎるのは良くないとされています。なぜなら、広告料や掲載料に基づいて上位のランクを決めていることが多いからです。また、弁護士ランキングを載せているサイトではランキング付けを行う客観的な根拠がありません。ランキング付けをするにあたって、ある程度の指標は必要になります。しかし、このサイトでは指標どころかランキング付けするための基準すらも存在していません。 弁護士ランキングの依存性
弁護士ランキングの信用できる点は?
弁護士ランキングで唯一信用できるのは、検索順位が上位のものです。なぜなら、検索ユーザーにとって良い情報を提供している法律事務所のウェブサイトほど、上位に表示されるからです。特にGoogle検索は、人間の判断基準に限りなく近いとされています。つまり、Google検索で有益な情報を提供しているウェブサイトほど、上位にランクインされていることになります。検索順位を参考に弁護士を選ぶのも1つの方法です。 弁護士ランキングを見る上でのポイント