20代男性、低髄液圧症候群を発症。賠償額2854万円認定
認容額 | 2854万6249円 |
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年齢 | 26歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 営業(MR資格・医薬品に関する業務) |
傷病名 | 頭痛(起立性頭痛),頸部痛,めまい,吐き気,耳鳴り,倦怠感,視機能障害 |
障害名 | 低髄液圧症候群 |
後遺障害等級 | 9級 |
判決日 | 平成26年12月4日 |
裁判所 | さいたま地方裁判所 |
交通事故の概要
平成20年7月8日午前8時頃、国道17号線上において発生した。
被害者は会社の車に乗車し、赤信号のため停止していたところ、後方から加害者の軽自動車に追突された。被害者は、衝突直前にキュルキュルという音を聞いたあと、突然後ろからどんという衝撃を感じて、体が前のめりになり、その反動でシートにたたきつけられた。
被害者の入通院治療の経過
被害者は本件事故12日後に、78日間の安静入院となった。退院後は約半年間通院治療を行ったが、検査入院のため再び3日間入院をした。
後遺障害の内容
被害者の後遺障害として9級10号「神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの」に相当すると判断された。
被害者の事故後の経過
被害者は本件事故12日後に、78日間の安静入院となった。退院後は約半年間通院治療を行ったが、検査入院のため再び3日間入院をした。
判決の概要
本件事故の外傷により髄液漏れが生じ、低髄液圧症候群を発症したと判断するなどして、被害者の請求を一部認容した事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 223万7760円 |
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入院雑費 | 16万5000円 |
通院交通費 | 59万2140円 |
休業損害 | 1281万6253円 |
慰謝料 | 2263万7541円 |
素因減額 | - 1318万 4608円 |
損害填補 | - 480万 7836円 |
弁護士費用 | 259万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。