【こども】飛び出した被害者には過失なしとした事例
認容額 | 1082万8590円 |
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年齢 | 5歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 幼児 |
傷病名 | 顔面外傷、全身打撲、口腔内外傷、上顎前歯抜去、上顎歯槽骨骨折、下顎骨骨折 |
障害名 | 外貌の著しい醜状 |
後遺障害等級 | 12級 |
判決日 | 平成6年4月25日 |
裁判所 | 大阪地方裁判所 |
交通事故の概要
本件事故は、昭和61年5月17日午後4時30分頃、滋賀県近江八幡市千僧供町413番地先道路において発生した。普通乗用自動車を運転して、時速約25kmで、国道八号線方面から竜王町方面に進行するにあたり、進路前方右側より道路中央部分に飛出してきた被害者に自車前部を衝突させた。
被害者の入通院治療の経過
被害者は本件事故による負傷で、49日間の入院と実日数55日間の通院をし治療を行った。
後遺障害の内容
本件事故による被害者の後遺障害につき、男子の外貌の著しい醜状(障害等級12級13号該当)、歯牙障害(同12級3号該当)による障害の程度は併11級相当であるとされた。
判決の概要
本件事故は、加害者の車が、道路を横断しようとして急に飛び出した被害者に衝突し、傷害を負わせた事故につき、前方及び左右の注視義務を怠った加害者の過失を認めた事例。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 271万9315円 |
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入院雑費 | 5万8800円 |
通院交通費 | 51万7770円 |
逸失利益 | 355万0744円 |
慰謝料 | 580万円 |
入通院交通費 | 3万 4790円 |
医師への謝礼 | 6万 0320円 |
文書料 | 3090円 |
将来の治療費 | 223万 8190円 |
既払金 | - 515万 4429円 |
弁護士費用 | 100万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。