交通事故で顔の傷跡が残ったら…後遺障害等級や慰謝料、治療法を解説

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交通事故で顔の傷跡が残ったら…後遺障害等級や慰謝料、治療法を解説

ある日突然交通事故の被害者に…。

幸い一命は取り留めたものの、顔の傷が残ってしまった…!!

その傷あとのせいで、仕事や普段の生活にも支障が出ている…。

  • 交通事故で顔に傷が残ってしまった場合は、後遺症として認定されるの?
  • 仕事にも支障が出ているのに…自賠責の慰謝料はこれしかもらえないの!?
  • 本当に適正な慰謝料相場とは?
  • 男性女性で認定は同じなの?

など、わからないことがたくさんあると思います。

顔に傷あとが残ってしまえば、日常生活だけでなく仕事や就職活動にも支障をきたしてしまいますよね…。

よって、適正な補償を受けたいところです。

ということで、交通事故による顔の傷についての正しい知識を身につけておきましょう!

なお、専門的な解説は、テレビや雑誌でお馴染みの岡野武志弁護士にお願いしています。

よろしくお願いします。

顔の傷の後遺障害については、目に見えるものだからこそ、ご本人への負担も大きいものでしょう。

これまでに、たくさんの方からの相談も受けてきました。

その経験に基づき、具体例も含め、わかりやすく解説していきたいと思います。

交通事故で顔面にすり傷や切り傷を負ってしまった場合、その程度によっては、一生傷あとが残ってしまうケースも考えられます。

たとえば、俳優さんのように皆に顔を見られるような仕事の場合、顔が変わってしまっては大影響ですよね…。

もちろん、俳優さんでなくても人と顔を合わせる仕事はたくさんあります。

仕事だけじゃありません。

日常生活でも、顔に傷が残ってしまうと、外出するのが辛く感じてしまう方もいらっしゃるハズです…。

その分の補償をしっかりと受け取るためにも!!

顔の傷について医学や法律の知識を少しでも知っておきたいところです。

後遺障害認定や慰謝料の前に…知っておきたい「顔の傷」についての正しい知識

後遺症認定や慰謝料の前に…知っておきたい「顔の傷」についての正しい知識

後遺障害の認定や慰謝料について知る前に!

知っておいた方が良い知識があるので、まずはそこから見ていきましょう。

顔に「傷あと」が残ってしまう原因って?

そもそも、交通事故の後、治療を行ったにもかかわらず、なぜ顔に傷あとが残ってしまうのでしょうか?

顔の皮膚が損傷すると、その前の細胞とはの皮膚細胞がその部分を埋めていきます。

しかし、新しい皮膚組織は、事故前の皮膚と完全には同化できず、いつまでも瘢痕組織として残ってしまいます。

怪我が完治したとしても、新しい皮膚組織は事故前の皮膚と検証すると、コラーゲンの配列が不規則で、事故前とは違って見えてしまいます。

とはいえ、時間が経過すれば周りの古い皮膚にコラーゲンの配列や表面の見た目は近づいていきます。

ところが、顔の怪我の範囲深さによっては、再生された細胞を事故前の細胞に近づけることは困難になります。

よって、事故後の皮膚と事故前の皮膚の違いがハッキリと区別され、傷あとが残っているように見えてしまうのです。

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怪我が大きなものだと、皮膚が完全に再生するというワケにはいかないということですね…。

傷痕?傷跡?顔の「傷あと」の種類を解説

ところで、ちょっと話は逸れますが、傷痕傷跡と書かれている場合がありますよね。

これは、どちらも同じく傷ができて治った後に残ってしまったあとのことです。

ということで、意味は全く同じです。

どちらで表記しようか悩むので…このページでは以後、傷あとと表記していきますね。

さて、話は戻ります。

皆様、傷あとにはいくつか種類があるってご存知でしたか??

主な3つについて、ここから詳しく見ていきましょう。

①線状痕

線状痕とは、ガラスで皮膚を切ったような切り傷の痕、もしくは手術による痕のことです。

皆様が一番想像しやすいものではないかと思います。

②肥厚性瘢痕

肥厚性瘢痕とは、怪我の部分を治そうと過剰に生成された線維組織が原因で、傷あとが盛り上がった状態になってしまうものです。

肥厚性瘢痕は、数ヶ月~数年経つと、自然に白く平らになっていくそうです。

しかし、新しくできた皮膚組織は事故前の皮膚とは異なるもの。

そのため、見た目が完全に元通りにならないことも多いということです…。

③ケロイド

肥厚性瘢痕は、数ヶ月~数年で、白く平らになっていくことも多いということでした。

一方、肥厚性瘢痕が消えず、どんどん皮膚組織が無制限に増え、肥厚性瘢痕がさらに大きく目立つようになってしまうことがあります。

それをケロイドと言います。

ケロイドと肥厚性瘢痕の線引きは難しいとのことですが、ケロイドの特徴を挙げるとすると、以下のものがあるようです。

《ケロイドの特徴》

  • 治癒傾向がない
  • 怪我をしなくても自然にできることがある
  • 周りの健康な皮膚にも影響を及ぼす

肥厚性瘢痕とケロイドの違いを簡単に表にまとめてみました。

治癒するか、しないかが重大な違いですね…。

肥厚性瘢痕とケロイドの違い
肥厚性瘢痕 顔のケロイド
傷痕が盛り上がったような状態
怪我が原因 怪我がなくてもできることがある
数ヶ月~数年で白く平らになり自然軽快する 治癒傾向がない

なんとか顔の傷あとを目立たなくしたい…治療法はあるの?

線状痕は時間が経過すれば消える可能性が高いけれど、肥厚性瘢痕やケロイドの場合は自然に完全に元に戻るのは難しそうな印象です。

腕や足ならともかく、顔の傷あとは隠すことができません…。

どうにか治療する方法はないのでしょうか。

ということで、調べてみました。

①傷跡修正手術

傷あとがケロイド化してしまったり、救急で急いで縫合したため、その部分が大きく目立つように残ってしまった場合に行うものです。

この手術は保険が適用されるということです。

美容整形などの方が有名かもしれませんね。

②スターラックス

専用の機械からのマイクロビームで皮膚の中に非常に小さな細かい穴をあけ、その穴の周りに生じた熱で皮膚が収縮し、皮膚が引き締められます。

また、開いた穴とその変性領域を治す中で皮膚の再生が起こり、新しい皮膚に生まれ変わることで傷を治す療法です。

治療する中でコラーゲンも生成されるため、ツヤとハリのある肌を持続できるという良い効果もあるとのこと。

ニキビ痕の修正などでもよく行われているようです。

③ケロイド治療

ケロイド体質の方は、皮膚に傷ができた場合、その傷以上に赤く盛り上がってしまいます。

そのような場合、傷跡修正手術ができません。

よって、ケロイド部分にケナコルト注射を行い、盛り上がりを抑えることで治療する方法です。

即効性があり、2週間ほどで効果があらわれることもあるそうです。

ケナコルト注射の治療をされている方は結構いらっしゃるようですね。

しかし、治療にはお金も時間もかかります。

完全に元に戻らないこともあるかもしれません…。

よって、交通事故の被害に遭ってしまった場合は、しっかりと補償を受け取る必要があります!!

《必見》顔の傷の後遺障害認定基準を弁護士が解説!

《必見》顔の傷の後遺症等級認定について弁護士が解説!

顔に傷が残ってしまった場合、仕事や普段の生活に大きな影響が出るだけでなく、心にも大きな傷が残るハズです…。

よって、しっかりと補償してもらいたい!!

しかし、顔の傷は交通事故の後遺障害として認定されるのでしょうか!?

自賠責保険で用いられている認定基準では、後遺障害の等級が1級~14級まで定められており、等級毎に認定基準が定められているとのことですが…。

残存する症状が重ければ重いほど、数字の低い等級に該当する可能性が高くなります。

その後遺障害の等級や認定基準についても知りたいところですよね。

顔の傷は、外貌の醜状障害と言って、交通事故の後遺障害として認定されます。

醜状障害は、傷の範囲や大きさなどにより、3つに区分されています。

顔の傷は後遺障害として認定され、

  • 傷の範囲
  • 傷が治った後に皮膚上に残るあと(瘢痕)の大きさ

により、認定を受けられる等級が変わってくるということですね。

では、その3つの区分について詳しく見ていきましょう。

「外貌の醜状障害」の後遺障害認定基準とは

3つの区分とは以下のようになります。

  1. ① 外貌に著しい醜状を残すもの
  2. ② 外貌に相当程度の醜状を残すもの
  3. ③ 外貌に醜状を残すもの

①外貌に著しい醜状を残すもの

顔の傷における著しい醜状と言われても、ちょっと想像しにくいですが…。

具体的に言うと、以下のいずれかに該当する場合ということです。

  • 鶏卵大以上の顔面部の瘢痕、または10円銅貨大以上の顔面部組織の陥没
  • 手のひら大以上の首の瘢痕
  • 耳の軟骨の1/2以上の欠損
  • 鼻の軟骨の全部、または大部分を欠損

たとえば、交通事故により顔面の左半部全体に火傷を負い、その痕が残ってしまったとします。

その場合は、「外貌に著しい醜状を残すもの」として、後遺障害の等級7級12号の認定を受けることが可能です。

②外貌に相当程度の醜状を残すもの

続いて、相当程度の醜状についても具体的にしてみましょう。

原則として、

顔面部における長さ5cm以上の線状痕で、人目につく程度以上のもの

のことを言うそうです。

たとえば、頬に切り傷ができ、その治療を行った場所に長さ8cm以上の肥厚性瘢痕が残ってしまったとします。

その場合、「外貌に相当程度の醜状を残すもの」として、後遺障害の等級9級16号の認定を受けることが可能です。

③外貌に醜状を残すもの

最後に、単なる醜状とはどのようなものなのでしょうか。

具体的には、以下のいずれかに該当し、かつ、人目につく程度以上の場合ということです。

  • 鶏卵大面以上の頭部の瘢痕、または鶏卵大面以上の頭蓋骨の欠損
  • 顔面部に10円銅貨大以上の瘢痕、または長さ3cm以上の線状痕
  • 鶏卵大面以上の頸部の瘢痕

たとえば、首に切り傷を負い、縫合治療をしたところ、長さ6cm程度のケロイド痕が残ってしまったとします。

その場合、「外貌に醜状を残すもの」として、後遺障害の等級12級14号の認定を受けることが可能です。

他にも、顔面神経麻痺により、笑顔の顔半面が引きつってしまうような場合も、「外貌に醜状を残すもの」に該当するということです。

まとめ
外貌の醜状障害の後遺障害認定基準
外貌に著しい醜状を残すもの 外貌に相当程度の醜状を残すもの 外貌に醜状を残すもの
顔面部における具体的な症状 ・鶏卵大以上の顔面部の瘢痕
または
・10円銅貨大以上の顔面部組織の陥没
・顔面部における長さ5cm以上の線状痕 ・10円銅貨大以上の瘢痕
または
・長さ3cm以上の線状痕
認定等級 7級 9級 12級

男性と女性で基準に違いはあるの?

ちなみに、以前は男性女性で認定基準が違ったということですが…。

憲法で男女平等が定められていることもあり、現在は男女ともに同じ基準に統一されています。

現在は性別による基準の違いはなく、

  • 傷の範囲
  • 傷が治った後の皮膚上の瘢痕の大きさ

が重視される基準であるということがわかりました。

◆注目◆後遺障害認定を受けるための診断書のポイント

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顔の傷が交通事故の後遺障害として認定されるということと、その基準については理解できてきたかと思います。

次は、後遺障害の認定を申請するに当たって、適切な等級を得るためのポイントがあれば知りたいところですよね。

顔の傷の後遺障害認定等級は、醜状の程度によって大きく変わるということでしたが…。

後遺障害の等級認定を受けるには、主治医による後遺障害診断書の書き方がポイントになります。

後遺障害診断書には、醜状障害という欄があります。

そこに、醜状の場所大きさ詳細を細かく記入してもらうようにしてください。

もしくは、どのような醜状なのか、別紙に図として描いてもらうのも有効です。

また、保険会社に後遺障害等級関連の手続きを任せる事前認定の他に、被害者請求という形で申請することもできます。

交通事故の被害者本人が自身で後遺障害の等級認定を申請する方法で、等級に応じた自賠責保険金を保険会社との示談を待たずに受け取れる可能性があります。

被害者請求を行う場合には、顔の傷の見た目が分かる写真を、添付資料として一緒に提出すると良いことが多いです。

後遺障害の等級認定を受けるには、主治医による後遺障害診断書が必須で、その内容が全てになります。

診断書の内容により、適正な認定を受けるためには、法律医学の知識も必要になってくるようですね…。

弁護士さんに依頼すれば、納得がいくまで診断書の作成をすることもでき、スムーズに申請を行うこともできるハズです。

お困りの際には、迷わず弁護士さんに相談してみてください!

後遺障害の認定についてもっと詳しく知りたい方は…

さらに、審査にかかる期間や認定機関など、もっと詳しく知りたい!!

という方がいらっしゃいましたら、こちらのページも参考になるかと思います。

ぜひご覧になってみてください。

最大1000万円!?顔の傷が残ってしまった場合の慰謝料の相場とは?

最大1000万円!?顔の傷が残ってしまった場合の慰謝料の相場とは?

保険会社からの示談金にOKする前に…慰謝料の相場を知っておこう!!

顔の傷について、後遺障害の認定が受けられることになったとします。

その場合、それぞれの等級における適正慰謝料はどれほどのものなのでしょうか?

保険会社から提示された示談金にOKしてしまう前に、相場を知っておけたら良いですよね。

慰謝料の金額は、後遺障害認定等級の他に、

  • 傷が残った場所
  • 傷の大きさや長さ

によっても変わってきます。

顔の傷の慰謝料では、被害者の方の立場職業により、慰謝料以外に逸失利益が認められるケースもあるそうです。

それについては、後で詳しく解説してもらいましょう!

今は逸失利益を考えず、裁判実務における一般的な慰謝料相場を見てみたいと思います。

まとめ
顔の傷あとに対する慰謝料の相場
顔の部位 醜状の程度 等級 慰謝料相場
てのひら大以上の瘢痕 7級 1000万円
頭蓋骨のてのひら大以上の欠損 7級 1000万円
鶏卵大以上の瘢痕 12級 290万円
頭蓋骨の鶏卵大以上の欠損 12級 290万円
顔面 鶏卵大以上の瘢痕 7級 1000万円
10円銅貨大以上の組織陥没 7級 1000万円
長さ5cm以上の線状痕で人目につくもの 9級 690万円
10円銅貨大以上の瘢痕 12級 290万円
長さ3cm以上の線状痕 12級 290万円
てのひら大以上の瘢痕 7級 1000万円
鶏卵大以上の瘢痕 12級 290万円

たとえば、同じ鶏卵大の傷でも、頭や首に残った場合は290万円ですが、顔面に残った場合には1000万円になるんですね。

後遺障害として認定され、適切な慰謝料を受け取るためにも、ぜひ認定の申請段階から弁護士に相談してみてはいかがでしょうか?

自分で交通事故による顔の傷の慰謝料を計算してみたい

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入院日数や通院日数、後遺障害の等級など数項目を入れるだけで、弁護士基準の賠償金を計算できます。

自分やご家族の事故ではどれくらいの金額が請求できるのか…。

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慰謝料が増額する可能性…逸失利益とは?

さて、ここで、上に出てきた逸失利益についても学んでおきましょう。

逸失利益とは、後遺障害が原因で労働能力が失われた場合に、本来得られるはずだった収入の減額分を補償するための損害賠償です。

顔の傷あとは、身体の麻痺などのように、身体機能が失われるワケではありません。

しかし、顔に傷あとが残ったことで、人と会うことを避けたり、仕事をしづらくなることもあると思います。

顔の傷あとのために

  • 部署の異動をさせられた
  • 職業選択の幅が狭まった
  • 対人関係や対外的な活動に消極的になった

など、労働環境や能力に影響を及ぼす恐れが認定されれば、慰謝料の加算事由として考慮されるとのことです。

たとえば、被害者が18歳の大学生の方だった場合です。

顔に傷があることで、就職活動時に希望する会社に入社できないことが想定されます。

よって、不利益に対応する逸失利益を請求することが可能となります。

実際の判例を見てみよう

また、顔のように、人目につく傷あとの事案では、逸失利益の算定に醜状部分が考慮されなくても、

慰謝料の増額事由として十分に事情を酌むべき

という考えが強いそうです。

実際の判例を見てみましょう。

「顔の傷」が慰謝料の増額事由として斟酌あれた2例
24歳会社員
(オペレーター)
5歳児
顔の傷あとの程度 下頸部の2ヶ所にわたる脱色線状痕 顔面3か所にわたり人目に付く程度の線状痕
後遺症認定等級 12級13号 12級14号
慰謝料 630万円 440万円
特徴 ・労働能力へ直接的影響は認められず逸失利益は否定
対人関係や労働意欲に間接的に影響を及ぼしていることは認定
・改善されることも予想されることから、将来の労働能力への影響はないとされ、逸失利益は否定
外貌の醜状に関して慰謝料の増額を斟酌

とはいえ、ケースにより慰謝料や逸失利益の請求額は大きく異なってくるハズです。

自分一人で、逸失利益を訴えたり、裁判に挑むのも難しいでしょう…。

そんなときは、弁護士さんに相談してみましょう。

そのうえで保険会社との交渉対応などに挑めば、より適正な額を受け取れる可能性は高くなると思います!!

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ここまでで、顔の傷の後遺症についてのおわかりいただけましたでしょうか。

しかし、実際に交通事故で外貌の醜状障害が残った場合、ご自身で様々な手続きや、後遺障害認定等級の判断を行うことは難しそうです。

もし、後遺障害と認定されても、保険会社に慰謝料を請求していくのもハードルが高いです…。

そんなとき、頼りになるのが、弁護士の無料相談サービス。

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※無料相談の対象は人身事故のみです。
物損事故のご相談はお受けしておりません。

こちらの弁護士事務所は、交通事故の無料電話相談を24時間365日受け付ける窓口を設置しています。

いつでも専属のスタッフから電話相談の案内を受けることができるので、使い勝手がいいです。

電話相談・LINE相談には、夜間や土日も、弁護士が順次対応しているとのことです。

仕事が終わった後や休日にも、交通事故に注力する弁護士に相談できて、便利ですね。

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弁護士費用も明瞭なので、安心してご相談いただけると思います。

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最後に一言アドバイス

それでは、最後になりますが、顔の傷の後遺症でお悩みの方に一言アドバイスをお願いできますか?

顔の傷により生活に大きな影響があると思います。

顔の傷の後遺障害が残ってしまった場合や残ってしまいそうな場合には、弁護士に相談することをおすすめします。

なぜなら、生活に大きな影響を受けている分、適正な金額の補償を受けるべきだからです。

しかし、保険会社から示談金を提示され、書類にサインしてしまうと、あらためて慰謝料などを請求することは極めて困難になります。

そうなる前に、ぜひ弁護士無料相談を活用してみてください。

面倒な手続きや交渉などのお力にもなれるはずです。

まとめ

いかがでしたか?

最後までお読みいただけた方には、

  • 顔に傷あとが残ってしまう原因や3つの症状
  • 後遺障害認定に必要な重要ポイント
  • 顔の傷の後遺障害認定等級ごとの慰謝料の相場や過去の実例

について、おわかりいただけたのではないかと思います。

また、顔の傷では慰謝料の他に逸失利益を受け取れる可能性があります。

そのためには、弁護士さんに相談した方が良いと感じた方も多いはず。

自宅から出られない方や、時間のない方は、便利なスマホで無料相談を利用するのがおすすめです!

そうではなく、やっぱり直接会って話がしたいという場合は、全国弁護士検索を使って弁護士を探してみてください。

また、このホームページでは、その他交通事故の後遺症に関する関連記事も多数掲載していますので参考にしてください!

顔の傷についてのQ&A

傷跡が残ってしまう原因とは?

怪我をする前とした後の細胞やコラーゲンの配置の違いが原因です。皮膚が損傷すると、その前の細胞とは別の皮膚細胞がその部分を埋めていきます。そのため、新しい皮膚組織は、事故前の皮膚と完全には同化できず、傷を負う前とは違って見えてしまうのです。 顔に「傷あと」が残ってしまう原因って?

顔の傷あとを目立たなくするには?

顔の傷を目立たなくしたい場合の治療法は①傷跡修正手術(美容整形)、②スターラックス(マイクロビームを使った皮膚再生による治療法)、③ケロイド治療(ケロイド部分にケナコルト注射を行い、盛り上がりを抑える治療法)の3つの方法があります。 顔の傷あとを目立たなくする治療法は?

顔の傷あとは後遺症として認定されるの?

顔の傷は、「外貌の醜状障害」という後遺障害として認定されます。認定基準としては、①鶏卵大以上の顔面部の瘢痕または10円銅貨大以上の顔面部組織の陥没、②手のひら大以上の首の瘢痕、③耳の軟骨の1/2以上の欠損、④鼻の軟骨の全部または大部分を欠損などの外貌に著しい醜状を残すもの、と定められています。 顔の傷の後遺障害認定の基準

顔の傷による慰謝料の相場は?

顔の傷による慰謝料の相場は、後遺障害等級や傷が残った場所、傷の大きさや長さによって異なりますが、約290万円〜1000万円程度と言われています。たとえば、同じ鶏卵大の傷でも、頭や首に残った場合は290万円ですが、顔面の場合には1000万円にものぼったケースもあります。 顔の傷に対する慰謝料の相場は?

この記事の監修弁護士

岡野武志弁護士

アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。

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