会社員 圧迫骨折による脊柱変形で後遺障害8級認定
認容額 | 2830万6810円 |
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年齢 | 57歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
傷病名 | 胸骨骨折,腰椎圧迫骨折,鼻部打撲傷,左膝関節打撲傷,両肘骨骨折,第1,第2腰椎圧迫骨折 |
障害名 | 脊柱の変形障害 |
後遺障害等級 | 8級 |
判決日 | 平成24年11月16日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
平成21年1月12日午前8時20分ころ,茨城県つくば市春日2丁目27番地1の交差点で,被害者(当時57歳)が運転する自家用普通乗用自動車と加害者(当時24歳)が運転する自家用普通乗用自動車が出合い頭に衝突した。
被害者の入通院治療の経過
被害者は,平成21年1月12日,筑波メディカルセンター病院に搬送され,胸骨骨折と診断された(通院日数1日)。また,同月14日からA外科に通院し,胸骨骨折,腰椎圧迫骨折,鼻部打撲傷,左膝関節打撲傷,両肘骨骨折,第1,第2腰椎圧迫骨折と診断され,平成22年5月29日まで通院した(実通院日数49日間)。
後遺障害の内容
被害者は,本件事故により,第1,第2腰椎圧迫骨折後の脊柱変形障害について「脊柱に中程度の変形を残すもの」として,自賠法施行令別表第2に定める後遺障害等級(以下「障害等級」という。)8級に相当する後遺障害を負った。
判決の概要
被害者は,自賠責保険における後遺障害には該当しない旨判断されたが,裁判所は,「脊柱に中程度の変形を残すもの」として障害等級8級に相当する後遺障害が存するとし,労働能力喪失率を45%として後遺症慰謝料,逸失利益等を算定した。
認容された損害額の内訳
逸失利益 | 2414万8670円 |
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慰謝料 | 980万円 |
被害車修理代 | 45万円 |
その他費用 | 9万 8140円 |
損害のてん補 | - 869万 円 |
弁護士費用 | 250万円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。