自転車対自転車 圧迫骨折により後遺障害11級認定
認容額 | 836万3731円 |
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年齢 | 56歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員 |
傷病名 | 第1腰椎圧迫骨折 |
障害名 | 疼痛、痺れ |
後遺障害等級 | 11級 |
判決日 | 平成20年7月8日 |
裁判所 | 東京地方裁判所 |
交通事故の概要
平成16年10月26日午前8時21分ころ、埼玉県和光市本町9番38号先の和光市駅前通りで被害者が,対向方向から進行してきて被害車のすぐ脇を通過した加害車との衝突を避けようとして被害車を左に転把させた際,バランスを崩して転倒した事故。
被害者の入通院治療の経過
坪田和光病院に平成16年10月26日から平成17年1月29日まで(96日間,うち外泊日数7日)入院し,その後,同月31日から同年6月30日まで(実日数68日)通院した。
後遺障害の内容
平成17年7月25日に症状固定し,労災保険から後遺障害11級の認定を受けた。
判決の概要
裁判所は,被害者が,対向方向から進行してきて被害車のすぐ脇を通過した加害車との衝突を避けようとして被害車を左に転把させた際,バランスを崩して転倒したものであるところ,本件事故発生についての過失割合は,被害者3割,加害者7割であるとし,認定した被害者の損害額から過失相殺減額をし,労災保険からの填補額を控除した残額及び弁護士費用の限度で請求を認容した。
認容された損害額の内訳
治療関係費 | 13万3500円 |
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通院交通費 | 4万6240円 |
逸失利益 | 786万3127円 |
慰謝料 | 630万円 |
損害のてん補 | - 243万 6275円 |
弁護士費用 | 76万円 |
過失相殺 | - 430万2861円 |
※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。