これを読めばもう安心!交通事故について無料相談できる窓口を一挙ご紹介
ある日突然、交通事故にあってしまった…。
交通事故に何度もあったことがあって、対応に慣れているという方は少ないはずです。
普通は気が動転して、何から始めれば良いのかわからず、困惑してしまう方がほとんどです。
そのようなときには、誰かに相談したいと思いますよね。
しかし、
- まずどこに相談すれば良いのだろうか…。
- 保険会社の対応に納得がいかないけれど、相談できる窓口がわからない…。
- 平日、日中は仕事や家事で忙しく相談に行けない場合はどうしたら…。
など、相談に関してお困りの方もたくさんいらっしゃるはずです。
そこで今回このページでは、交通事故に関して無料相談できる窓口を、一例ではありますが、ご紹介していきたいと思っています。
目次
事故後の段階や目的ごとの窓口や、24時間いつでも、土日・祝日でも利用できる無料相談窓口を知りたい方にとって、このページが参考になれば幸いです。
目的・お悩み別の相談窓口まとめ
事故にあったらまず利用したい相談窓口
交通事故にあった場合、何をどう対応すれば良いのかわからないという方がほとんどのはずです。
そこで、交通事故にあった場合、まず利用したい無料の相談窓口を、一部ではありますがご紹介したいと思います。
①交通事故被害者ホットライン
独立行政法人「自動車事故対策機構」が行っているサービスの1つです。
通話料は発生しますが、相談自体は無料です。
- 事故対応について、法律の知識がないのでどうしたら良いかわからない
- 弁護士に相談したいが、無料の相談窓口を知らない
- 示談交渉がうまくいっていないが、今後どうしたら良いのかわからない
- 相手側の保険会社から過失割合を提示されたが、納得ができない
- ひき逃げの被害にあって困っている
など、それぞれのお悩みにあった相談窓口を紹介してくれるそうです。
②交通事故相談所
都道府県や政令指定都市、主要都市の市役所などに設置されている相談所になります。
連絡先については、以下のページからお住まいの地域の相談所を確認してみてください。
- 交通事故の損害賠償について知りたい
- 示談の方法や保険の手続きがわからない
など、交通事故に関する様々な悩みや問題を抱えた方を対象に、専門相談員が相談に応じてくれるそうです。
通話料は発生しますが、相談自体は基本無料のようです。
ただし、お住まいの地域によっては、来所での相談や弁護士との相談も可能となっているようです。
その際には費用が発生するのかどうかなど、まずはお電話で確認してみてください。
③日弁連交通事故相談センター
公益財団法人「日弁連交通事故相談センター」が行っているサービスの1つです。
通話料は発生しますが、弁護士が無料で交通事故に関する相談に応じてくれるそうです。
- 損害の種類や損害額算定の方法がわからない
- 損害賠償義務の有無や過失割合について相談したい
- 損害の請求方法がわからない
- ひき逃げや無保険車による事故の被害にあって困っている
- 示談の仕方がわからない
などのお悩みを相談することが可能となっています。
ただし、電話相談では10分程度に限られているので、話しきれない場合は面談での無料相談も可能となっています。
④法テラス
「日本司法支援センターが行っているサービスの1つです。
通話料は発生しますが、相談自体は無料です。
交通事故の損害賠償などを含む法律全般
について、総合的な相談を行うことができます。
法テラスの専門オペレーターが、お問い合わせ内容に応じて、法制度や相談できる機関・団体などを紹介してくれるそうです。
⑤交通安全協会の相談窓口
各都道府県の「交通安全協会」が行っているサービスの1つです。
全国の都道府県に窓口があるようなので、連絡先については「お住まいの都道府県+交通安全協会+相談窓口」で検索してみてください。
通話料は発生しますが、基本的には無料で相談可能となっているようです。
- 交通事故の損害賠償請求に関して相談したい
- 無保険車による事故の被害にあって困っている
など、交通事故被害に関する総合的な内容について、経験豊富な相談員が相談に応じてくれるそうです。
まとめ
以上、交通事故にあったらまず利用したい相談窓口についてまとめてみましたので、参考になさってみてください。
電話番号 | 受付時間 |
---|---|
交通事故被害者ホットライン | |
0570–000738 | 平日9:00~17:00 |
交通事故相談所 | |
お住まいの地域のページを参照 | |
日弁連交通事故相談センター | |
0120–078325 | 平日10:00~16:30 |
法テラス | |
0570–078374 | 平日9:00~21:00 土曜9:00~17:00 |
交通安全協会の相談窓口 | |
お住まいの地域のページを参照 |
※ 連絡先や受付時間は2019年7月時点の情報です。
保険・治療についての相談窓口
そして、交通事故で怪我をした場合、病院などで治療を受けることになります。
また、事故に巻き込まれてしまったことについて、保険会社に連絡をする必要もあります。
そういった場合に、その治療や保険に関する相談ができる窓口も、一部ではありますがご紹介したいと思います。
①医療安全支援センター
各都道府県や保健所を設置する市及び特別区の「医療安全支援センター」が行っているサービスの1つです。
通話料は発生しますが、相談自体は無料のようです。
連絡先については、以下のページからお住まいの地域の支援センターを確認してみてください。
患者さんやそのご家族が抱いている医療に関する心配ごとなどの相談に応じてくれるようです。
②損害保険会社各社の相談窓口
交通事故に巻き込まれたことの連絡や、保険の使い方について質問や相談がある場合には、ご自身が加入されている損害保険会社の相談窓口に問い合わせてみることも可能です。
通話料が発生する場合もありますが、相談自体は無料です。
一例として、大手損害保険会社の情報を掲載しておきます。
三井住友海上
事故発生の連絡や、事故後のサポートについて相談に応じてくれるそうです。
損保ジャパン日本興亜
契約している自動車保険についての質問や相談、事故発生時の連絡先などの情報が掲載されています。
東京海上日動
事故発生の連絡や、保険金の請求に関する相談に応じてくれるそうです。
また、その他の保険会社のうち、日本損害保険協会に加入している損害保険会社の相談窓口一覧については、こちらをご確認ください。
③共済相談所
一般社団法人「日本共済協会」が行っているサービスの1つです。
通話料は発生しますが、相談自体は無料です。
保険会社の中でも、共済に関する相談や苦情をお持ちの方を対象に、それぞれの内容に応じた関係団体窓口や適切な外部相談窓口を紹介してくれるそうです。
まとめ
以上、保険・治療についての相談窓口についてまとめてみましたので、参考になさってみてください。
電話番号 | 受付時間 |
---|---|
医療安全支援センター | |
お住まいの地域のページを参照 | |
三井住友海上 | |
0120–258–365 | 24時間365日 |
損保ジャパン | |
0120–256–110 | 24時間365日 |
東京海上日動 | |
0120–119–110 | 24時間365日 |
その他の保険会社 | |
各損保会社の問い合わせ先を参照 | |
共済相談所 | |
03–5368–5757 | 平日9:00~17:00 |
※ 連絡先や受付時間は2019年7月時点の情報です。
後遺症が残った場合の相談窓口
交通事故で大怪我を負ってしまった場合など、懸命な治療にも関わらず、後遺症が残ってしまうことも考えられます。
その場合、相手側の保険会社に損害賠償請求をすることはもちろんですが、お金だけでは解決できないこともありますよね。
そのような場合にも、相談できる窓口があれば心強いですよね。
①障害に関する相談窓口
交通事故で怪我を負った場合、身体の麻痺や高次脳機能障害など、様々な障害が残ってしまう可能性があります。
そうなった場合、交通事故が原因であっても、障害者手帳の取得により、行政からの支援やサービスを受けられる可能性もあります。
障害に関して相談したい方は、内閣府の政策の1つとして、こちらのページに相談先がまとめられていますので、ご覧になってみてください。
②障害者リハビリテーションセンター
また、症状によっては、リハビリを続けることによって、回復できるケースもあるはずです。
障害者支援施設の利用などについて知りたい方は、「お住まいの都道府県+障害者リハビリセンター」で検索してみてください。
まとめ
以上、後遺症が残った場合の相談窓口についてまとめてみましたので、参考になさってみてください。
電話番号 | 受付時間 |
---|---|
障害者施策による相談窓口 | |
症状や状況に応じた窓口を参照 | |
障害者リハビリテーションセンター | |
お住まいの地域の情報を参照 |
※ 連絡先や受付時間は2018年3月時点の情報です。
保険会社と揉めた場合の相談窓口
また、交通事故の損害賠償請求に関しては、相手側の保険会社と揉めてしまうことも多いようです。
事故を起こすと時間とられるし、保険会社と揉めるし気を付けな
— Kusaka (@senzgok) September 21, 2017
損害賠償請求に関して相手側の保険会社と揉めた場合も、誰かに相談できたら嬉しいですよね。
そんなときに相談できる窓口を、こちらも一部ではありますがご紹介したいと思います。
①交通事故紛争処理センター
公益財団法人「交通事故紛争処理センター」が行っているサービスの1つです。
電話相談は行われておらず、基本的には面談での相談になりますが、弁護士が無料で相談に応じてくれるそうです。
- 保険会社との示談が進まず困っている
- 和解あっ旋をお願いしたいがどうしたら良いかわからない
など、保険会社との示談交渉に関してお悩みの方は、全国11ヶ所にあるセンターに電話予約のうえ、訪問してみてください。
電話予約の連絡先は、こちらのページからご確認ください。
また、交通事故紛争処理センターについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧になってみてください。
②そんぽADRセンター
一般社団法人「日本損害保険協会」が行っているサービスの1つです。
通話料は発生しますが、相談自体は原則無料です。
保険会社との示談交渉で揉めてしまって困っている
という方を対象に、専門の相談員が、交通事故やその他損害保険に関して相談に応じてくれるそうです。
また、そんぽADRセンターの所在地以外の地域に関しては、出張相談も実施されているようです。
③自賠責保険・共済紛争処理機構
一般財団法人「自賠責保険・共済紛争処理機構」が行っているサービスの1つです。
通話料も相談も無料となっているようです。
自賠責保険や共済に関して、
- 治療費や休業損害、慰謝料などについて知りたい
- 賠償責任の有無や過失割合について納得できない
- 後遺症の等級認定制度がよくわからない
- 示談がまとまらない場合の紛争処理申請の手続きがわからない
などの相談に応じてくれるそうです。
まとめ
以上、保険会社と揉めた場合の相談窓口についてまとめてみましたので、参考になさってみてください。
電話番号 | 受付時間 |
---|---|
交通事故紛争処理センター | |
各支部のページを参照 | |
そんぽADRセンター | |
0570–022808 | 平日9:15~17:00 |
自賠責保険・共済紛争処理機構 | |
0120–159–700 | 平日9:00~12:00 13:00~17:00 |
※ 連絡先や受付時間は2019年7月時点の情報です。
今後の生活に関する相談窓口
そして、交通事故の被害にあった場合、損害賠償金を受け取ればすべてが解決できるわけではありません。
もしも大切なご家族を亡くされてしまった場合には、大きな悲しみを背負って生きていくことになるはずです。
また、重い後遺症が残り働けなくなってしまった場合など、今後の生活をどうしていけば良いのか…不安で仕方ないはずです。
そういった不安や悲しみを相談できる場所はないのでしょうか…。
①被害者団体の相談窓口
1つの方法として、被害者の会に相談することができます。
被害者の会については、こちらの記事で詳しくまとめられていますので、ご覧になってみてください。
団体によっては、法律相談などが実施されている場合もあります。
今後の生活の不安や、大切な家族を失った悲しみは、同じ経験をした方にしかわからないこともあるかもしれません。
そのような悲しみなどを分かち合うという点でも、相談してみるのは良いかもしれません。
②交通遺児に関する相談窓口
また、交通事故で一家の支柱が亡くなってしまったり、重度の後遺症により働けなくなってしまうことも考えられます。
もしもお子様がいらっしゃった場合、お子様の生活をどう支えていけば良いのか…不安が尽きませんよね。
そこで、交通事故で親御さんを亡くされた、もしくは後遺症により働けなくなってしまったお子様(交通遺児)についての相談窓口というものも存在しています。
こちらの記事で、連絡先などがまとめられていますので、ご覧になってみてください。
交通事故に関して弁護士に無料相談したい方はコチラ!
以上、事故後の段階や目的に応じて、無料相談できる窓口について見てきました。
しかし、いざ保険会社と示談交渉するにあたっては、弁護士に相談・依頼するという方法も重要となってきます。
私が交通事故に遭ったとき、示談交渉を弁護士に依頼したら当初定時の5倍くらいになりました。弁護士なのに足元見られた提示をされたので、弁護士なのに弁護士に依頼しましたよ。
みなさん、示談前に弁護士へ相談した方がいいですよ。RT— 佐藤正子 (@SATOMasako) May 31, 2016
示談交渉を弁護士に依頼すると、どのようなメリットがあるのかについては、こちらの記事をご覧になってみてください。
しかし、弁護士なら誰でも良いというわけではありませんよね。
重大な手術をする場合には、医者なら誰でも良いとは思わないはずです。
弁護士選びも同じく、交通事故の弁護に強い弁護士に相談したいと思うはずです!
しかし、弁護士の知り合いなんていないし、全国に約4万人いる弁護士の中から、誰に相談すれば良いのかなんてわかりませんよね。
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※無料相談の対象は人身事故のみです。
物損事故のご相談はお受けしておりません。
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代表岡野武志(第二東京弁護士会)
スマホで無料相談をやっているのは交通事故や事件など、突然生じるトラブルの解決を専門とする弁護士事務所です。
交通事故による後遺症などにより、弁護士事務所に訪問できない方を対象に無料出張相談も行っているそうです。
まずは、電話してみることから始まります。
きっと、被害者の方が取るべき対応について、適切なアドバイスをしてくれるはずです。
地元の弁護士に直接相談したいなら
スマホを持っていない場合など、直接弁護士と会って相談されたいという方も当然いらっしゃると思います。
また、既に弁護士へのご依頼を決めていて、交通事故に強い地元の弁護士をお探しの方もいらっしゃるかもしれません。
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- ② 交通事故の無料相談のサービスを行っている
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最近では、24時間、土日・夜間・祝日にも相談を受け付けている事務所も多くなっています。
何人かの弁護士と無料相談したうえで、相性が良くて頼みやすい弁護士を選ぶ、というのもお勧めの利用法です。
最後に一言アドバイス
それでは、最後になりますが、テレビや雑誌でお馴染みの岡野武志弁護士に、交通事故に関してお悩みの方への一言アドバイスを伺ってみました!
交通事故の被害にあった場合、何をどうすれば良いのか戸惑ってしまう方がほとんどではないかと思います。
しかしおわかりいただけたかと思いますが、事故に関する支援やサポートを行っている場所は多く存在しています。
お一人で悩まず、ぜひ無料相談などを活用していただきたいと思います。
一方、保険会社との示談交渉に関しては、弁護士が非常にお役に立てるのではないかと思っております。
しかし、保険会社から示談金を提示され、書類にサインしてしまうと、あらためて損害賠償を請求することは極めて困難になります。
そうなる前に、ぜひ弁護士無料相談も活用してみてください。
面倒な手続きや交渉などのお力にもなれるはずです。
まとめ
この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。