セカンドオピニオンが大事?複数の弁護士に相談するメリット・デメリット
弁護士業界でセカンドオピニオンを活用することは可能?
相談のみして他の弁護士に依頼するのは、気が引ける・・・
相談のみでは、なんとなく個人情報が心配・・・
このページをご覧のあなたは、このようなことでお悩みではありませんか?
このページでは、弁護士を選ぶ上で、セカンドオピニオンの重要性についてご紹介いたします。無料でセカンドオピニオンに対応可能な事務所も多いため、積極的に活用してより良い解決を目指しましょう。
目次
交通事故に関する弁護士のセカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは?
もともと医療分野で広まってきた
セカンドオピニオンと聞いて、多くの方は病院や医師を思い浮かべることでしょう。もともと、主治医以外の他の医師のいわゆる第2の意見のことをいいます。
患者が様々な専門家の意見を聞いたうえで、自分で治療法を決定すること(自己決定)の重要性が認識されるようになって、セカンドオピニオンが広まってきました。
弁護士業界でも一般的
弁護士の場合にも、ケースによっては、他の弁護士の意見を聞くことが重要になることがあります。つまり、弁護士の場合にもセカンドオピニオンを活用できるということです。
交通事故で怪我をされた方は、しばしば以前と同様の生活が送れないという現実に直面することになります。その後、生活を立て直すという深刻な問題を抱えることが多いことから、より信頼できそうな弁護士に納得のいく解決を求めたい、と思うのは自然のことです。
実際、すでに多くの交通事故被害者の方が、弁護士を選ぶにあたって、複数の弁護士に相談を持ちかけるようになってきています。
依頼する弁護士が、交通事故に詳しい弁護士かどうかによって、最終的に得られる賠償金額は大きく異なってくる可能性があるのです。
分野 | セカンドオピニオン |
---|---|
医師の診察 | 〇 |
交通事故含む弁護士への相談 | 〇 |
交通事故でセカンドオピニオンを得るメリット
最初の弁護士に任せきりにならない
多くの方にとって、交通事故は予期せぬ事態です。そして、その解決についても人生で初めてということが多いことでしょう。弁護士に接触するのも初めてということが多いと思います。
しかし、全ての弁護士が交通事故に精通しているとは限りません。医師にもそれぞれ専門分野があるように、弁護士にもそれぞれ得意とする分野が当然存在します。
ですので、被害者の方がたまたま最初に相談した弁護士が、必ずしも最善のアドバイスをできているとは限りません。他の弁護士への相談を通して、ある程度どちらがよさそうか、冷静な判断ができるようになるといえるでしょう。
弁護士の意見が信頼できるか判断できる
セカンドオピニオンを活用することのメリットとしては、相談に対する回答内容についてより良い方を選ぶことが可能となる点です。
被害者の方、特に事故で重傷を負ってしまわれた方にとって、僅かな対応の違いでも得られる賠償金が大きく異なることも多く、まさにその解決内容がその後の人生を左右することも稀ではありません。
交通事故の経験がある複数の事務所に相談し、セカンドオピニオンを活用することで、例えば同様のアドバイスを受けた場合、そのアドバイスが最善の方法であるという可能性が高まると言えるでしょう。また、仮に解決方法が異なる場合は、被害者自身でどちらにすべきかの冷静な自己決定が可能となります。
この点で、複数の弁護士に相談を持ちかけることで、何が最善の解決方法なのかが明らかになってくることになるでしょう。
弁護士との相性も判断できる
具体的な事案の解決とは離れますが、やはり相談者と弁護士との相性も実は重要になってきます。
被害者としては、その後の人生を左右しかねない事案の解決のため、弁護士に依頼するわけですが、相手方との交渉が難航するケースでは、事案の解決までに数ヵ月又は年単位の期間を要することもあるでしょう。
この間、弁護士と長期にわたりやり取りする上で、弁護士との相性が悪く、信頼できない場合は、せっかく治療に専念するために依頼したのに、それがストレスとなってしまいかねません。
依頼する前に、実際に依頼するかもしれない弁護士と話すことで、この相性についても同時に判断することが可能となります。
セカンドオピニオン活用 | セカンドオピニオンなし | |
---|---|---|
冷静な判断 | 可能 | 困難なケース有 |
解決方法の適切さの判断 | 方針が適切か否か判断可能 | 困難 |
弁護士との相性判断 | より良い弁護士を選択できる | 困難 |
セカンドオピニオンで多くの被害者が不安な点
個人情報は大丈夫?
複数の弁護士に相談した上で、依頼する弁護士を選んだ場合、主に実際に契約するに至らなかった弁護士との関係で、被害者・相談者の個人情報や、相談内容の取扱いが不安、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、弁護士は職務上守秘義務を負っており徹底して管理していますので、たとえ相談のみで終了した場合であっても、弁護士や事務所から個人情報や相談内容が漏れることはまずありません。ですので、情報が漏れることを気にすることなくセカンドオピニオンを活用することができます。
以下に、ご参考までに守秘義務の根拠となる弁護士法の条文を記載いたします。
弁護士法 23条本文 | 弁護士又は弁護士であった者は、その職務上知り得た秘密を保持する権利を有し、義務を負う。 |
弁護士が被害者に対してもつ印象を悪くしないか?
セカンドオピニオンを利用することにより、相談した弁護士に悪い印象を与え、その後の対応に悪影響を与える恐れがあるのでは・・・とご心配される方もいるかもしれません。
しかし、医療分野のみならず、弁護士業界においてもセカンドオピニオンの重要性は既に広く認識されています。そして、交通事故の被害者は相談の段階、あるいは既に依頼している段階でもセカンドオピニオンを活用することが一般的となってきました。
このような状況ですから、対応する弁護士としても、相談してくる人がその事件で既に他の弁護士に相談しているかどうかのみで、対応を変えることはまずないといえます。
そこで、この点に関してもご心配することなく、納得いく解決のために積極的にセカンドオピニオンを活用するとよいでしょう。
交通事故でのお怪我に関しては、無料での相談に対応している交通事故に強い事務所も増えてきています。1事務所のみの相談でご不安な場合は、ぜひセカンドオピニオンを活用しましょう。
セカンドオピニオンに関する良くある不安 | 回答 |
---|---|
相談のみで、個人情報の管理は大丈夫? | 心配なし |
セカンドオピニオンを理由とした対応の悪化は? | 心配なし |
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いかがだったでしょうか?
この記事をお読みの方には、「セカンドオピニオンが大事?複数の弁護士に相談するメリット・デメリット」というテーマに関して、理解を深めていただけたのではないでしょうか。
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代表岡野武志(第二東京弁護士会)
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この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。