交通事故紛争処理センターの口コミが知りたい!損保adrの評判・効果をチェックしよう
ある日突然、交通事故の被害者に。
保険会社から示談金を提示されたものの、なんだか少ないような気がする…。
裁判で争えば金額はアップしそうだけど、ハードルが高すぎるし…。
そこで調べてみたら、交通事故紛争処理センターというものを発見。
しかし、
- そもそも交通事故紛争処理センターってどんな組織なの?
- 交通事故専門の弁護士に依頼するのと同じ効果が得られるの?
- 本当に被害者の味方をしてくれるのだろうか?
いざ利用してみたいと思っても、あまり利用したことがある人の声も見つからず不安ですよね。
このページでは、交通事故紛争処理センターを実際に利用された方の口コミや評判を見つつ、
適切な慰謝料を獲得するためには最終的にどうするのがベストなのか
を一緒に見ていきたいと思います。
なお、専門的な解説は岡野武士弁護士にお願いしています。
よろしくお願いします。
交通事故紛争処理センターを利用することは、交通事故紛争を解決するに当たって非常に有力な選択肢の一つではあります。
本日は、紛争処理センターに関する基礎知識やメリットなどをご紹介させていただきます。
また、実際に利用された方の口コミや評判も参考に、最終的にベストな方法を皆様にご検討いただく機会になればと思っています。
交通事故紛争処理センターの存在を知っている方はたくさんいらっしゃるようですね。
https://twitter.com/n_kanizuka/status/890532052654862336
交通事故紛争処理センターを使うのも効果的とかってツイートを見たな
— たいぷぜろ (@typezeroRE11) August 23, 2017
そもそも、保険会社との紛争を解決する手段としては、大きく分けて、
- 任意の話し合い
- 交通事故紛争処理センター
- 裁判
の3つがあります。
任意の話し合いでは、自分自身で保険会社と示談金の金額について話し合います。
裁判は、弁護士をつけて、保険会社と示談金の金額について争います。
その2つはなんとなく想像ができますが、では、交通事故紛争処理センターでの解決とはどのようなものなのでしょうか?
まずは、交通事故紛争処理センターとはどういった機関なのか、基礎的な知識から学んでいきましょう!
利用前に知っておきたい!交通事故紛争処理センターの基礎知識
紛争処理センターはADR機関の1つ
その前に…ADRとは
交通事故で慰謝料を獲得するためには、相手側の保険会社との話し合いが必要です。
当事者間の話し合いで解決できれば一番いいですが、お互いの主張が折り合わず、解決できないこともありますよね。
それを第三者に間に入ってもらって、紛争の解決点を探るということが多いのではないでしょうか。
この裁判以外の解決方法をADRといい、日本語で代替的紛争解決手続と呼ばれることもあります。
裁判との違いをまとめると、以下の表のようになります。
メリット | デメリット |
---|---|
・手続きが簡易 ・費用が低額 ・迅速な解決が期待できる ・原則として非公開のためプライバシーや機密が保たれる ・柔軟な解決が可能 ・法律以外の専門分野にも対応可能 |
・司法による紛争解決を阻害するおそれがある ・手続きが不適正になるおそれがある ・権利保護が不十分になるおそれがある |
交通事故の分野における主なADR機関:交通事故紛争処理センター
そして、交通事故紛争処理センターは交通事故の分野における代表的なADR機関の一つです。
2015年10月に静岡相談室が開設され、下の表にまとめた全国11か所の拠点で活動しています。
平成28年度の和解成立件数(審査を含む)は6,506件であり、交通事故分野におけるADR機関の中でも最大と考えられています。
追記:2018年度の和解成立件数(審査を含む)は5,837件です。
まとめ
紛争処理センター11ヶ所の管轄
申込先 | 住所地または事故地 | |
---|---|---|
1 | 札幌支部 | 北海道 |
2 | 仙台支部 | 宮城県 青森県 岩手県 秋田県 山形県 福島県 |
3 | 東京本部 | 東京都 神奈川県 千葉県 山梨県 茨城県 |
4 | さいたま相談室 | 埼玉県 群馬県 栃木県 長野県 新潟県 |
5 | 名古屋支部 | 愛知県 岐阜県 三重県 |
6 | 静岡相談室 | 静岡県 |
7 | 金沢相談室 | 石川県 富山県 福井県 |
8 | 大阪支部 | 大阪府 兵庫県 京都府 滋賀県 奈良県 和歌山県 |
9 | 広島支部 | 広島県 岡山県 山口県 鳥取県 島根県 |
10 | 高松支部 | 香川県 愛媛県 徳島県 高知県 |
11 | 福岡支部 | 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
交通事故紛争処理センター以外にも、交通事故の分野におけるADR機関は複数存在します。
代表的なものとして
- 日弁連交通事故相談センター
- そんぽADRセンター
- 各地の弁護士会の紛争解決センター(仲裁センター)
などがあります。
費用は無料!紛争処理センターのメリットをご紹介!
交通事故紛争処理センターが交通事故分野のADR機関だということはよくわかりました。
でも、実際に交通事故紛争処理センターを利用することにどういったメリットがあるのでしょう?
ここからは、交通事故紛争処理センターを利用することによる主なメリットをご紹介していきます!
費用が無料で利用できる
みなさんが裁判の利用をためらう原因の一つに費用の問題があるかと思います。
裁判を提起する場合には、請求額に応じて一定の手数料が掛かります。
下の表は、裁判を提起する場合などの手数料額をまとめたものです。
死亡事故などの重い交通事故では、請求額が1億を超えることもありますが、裁判では、請求額が1億だと手数料だけで32万円もかかることになります。
なお、先ほど裁判所の調停も広い意味でのADRとお伝えしましたが、裁判所の調停も、裁判よりは安いですが手数料がかかることになります。
また、数千円程度の郵便切手代も負担する必要があります。
さらに、裁判の場合は通常弁護士に依頼することになりますが、その場合弁護士費用も支払う必要があります。
弁護士費用は、事案や法律事務所によって様々ですが、最低でも数十万円はかかることが通常です。
しかし、交通事故紛争処理センターでは費用が無料で申立をできるというのが大きなメリットの一つといえます。
弁護士基準ベースの賠償額となる
交通事故の被害者の方が、保険会社と直接交渉する場合、弁護士に依頼しない限り、任意保険基準での賠償額しか提示されません。
そして、任意保険基準での賠償額は、一般に弁護士基準(裁判基準)での賠償額よりも低額となります。
しかし、交通事故紛争処理センターでは弁護士基準をベースに賠償額を判断しているといわれています。
そのため、弁護士への依頼や裁判の提起なくして、弁護士基準をベースとした高額な賠償額が見込めるというのが大きなメリットの一つといえます。
そうなると、具体的に弁護士基準で計算した場合の賠償額(慰謝料)がどれくらいになるか知りたいですよね?
そんなときは、下の慰謝料計算機がおすすめです。
簡単な操作で、弁護士基準で計算した場合の賠償額(慰謝料)の相場を知ることができます。
ぜひ一度ご利用してみてください。
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なお、交通事故紛争処理センターは全国11か所にありますが、支部により用いられる賠償額の基準が若干異なる可能性があるので注意が必要です。
中立公正な専門家に判断してもらえる
交通事故紛争処理センターに申し立てをすると、同センターから委嘱された相談担当弁護士が法律相談・和解斡旋を担当します。
この相談担当弁護士は、所在地の弁護士会から推薦された弁護士で、全国に194名(平成28年9月)に存在します。
追記:2019年4月時点では187名になっています。
また、和解斡旋がうまく行かなかった場合、審査会という機関が審査し、裁定(判断)を下すことになります。
この審査会の審査員には、
- 法律学者
- 裁判官経験者
- 経験豊富な弁護士
が選任されており、現在45名(平成28年9月)の審査員が委嘱されています。
追記:2019年4月時点では47名になっています。
こういった専門家の方に、中立公正な立場から紛争解決の判断をしてもらえるというのも交通事故紛争処理センター利用のメリットの一つです。
裁判よりも短期間で解決できることが多い
みなさんが裁判の利用をためらう原因として、費用の他に、解決までに長い期間を要するのではないかという不安があるかと思います。
実際のところ、以下のページで詳しくまとめられていますが、交通事故の裁判は終わるまでに平均して1年近くかかるようです。
これに対し、交通事故紛争処理センターでは、5回までの来訪で90%以上が和解成立に至っています。
来訪は通常1か月に1回のペースで行われるため、交通事故紛争処理センターでの解決までには、平均して半年ほどかかることになります。
したがって、裁判よりも短期間で解決できることが多いのが、交通事故紛争処理センターを利用する利用のメリットの一つといえます。
保険会社が審査会の裁定に従う
当事者間の話し合いでは、保険会社が納得してくれない限り、示談することはできません。
裁判所による裁判は、上訴という手続きはあるものの、納得ができなくても当事者双方はその判断に従う必要があります。
これらに対し、交通事故紛争処理センターの審査会の裁定は
被害者(申立人)は裁定に納得できなければ、それを受け入れず、裁判ができる
のに対し、
保険会社は、裁定に納得できなくても、被害者(申立人)は裁定を受け入れれば、事実上それに従う
という特色があります。
申立人は、原則として裁定に拘束されませんが、センターとの協定等がある保険会社等は裁定を尊重することになっています。
出典:http://www.jcstad.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/03/riyoukitei.pdf
被害者の方にとっては、自分が納得できる内容の審査会の裁定であれば、保険会社の意思によらず、その内容で示談できる点がメリットといえます。
このことを法律的に、審査会の裁定には片面的拘束力があるといい、交通事故紛争処理センターの大きな特色の一つであるといえます。
交通事故紛争処理センターを利用するデメリットは?
交通事故紛争処理センターを利用することによるメリットについてはよくわかりました。
ここまでの話を聞いていると、何だかいいことずくめのようですよね。
でも、当然、交通事故紛争処理センターを利用するデメリットも存在します。
ここからは、そんなデメリットについて解説していきたいと思います。
限られた利用機会①交通事故の種類によっては利用できず
まず、交通事故紛争処理センターは、全ての交通事故紛争に利用できるわけではありません。
具体的には
- 自転車対歩行者の交通事故
- 自転車同士の交通事故
- 自身が契約している保険会社との保険金の支払いに関する紛争
などは、裁判と異なり利用することができません。
限られた利用機会②加入中の保険の内容によっては利用できず
また、
- 加害者が任意保険に加入していない場合
- 加害者が加入している任意保険(共済)の約款に被害者の直接請求権がない場合
- 加害者が契約している任意自動車共済が、JA共済連、全労済、交協連、全自共及び日火連以外である場合
も利用することができません。
ただし、加害者、保険会社又は共済組合の同意がある場合には利用できる可能性があります。
限られた利用機会③治療中や他の手続進行中は利用できず
さらに、和解斡旋を受けるためには、損害賠償額を確定できる状態になければいけないので
- 申立人が治療中
- 申立人が自賠責保険の後遺障害認定の申請中
- 申立人が自賠責保険の後遺障害認定の異議申し立て中
の場合にも交通事故紛争処理センターの和解斡旋は利用できません。
なお、
既に裁判や調停、他のADR機関での手続が行われている場合
にも利用することはできません。
遅延損害金を請求できない
裁判で判決が出された場合、事故発生時から賠償金支払い時まで年5%の遅延損害金の支払が命じられます。
これに対し、交通事故紛争処理センターで提示される解決内容には、遅延損害金の支払が含まれることはありません。
直接何回も出向く必要がある
交通事故紛争処理センターでの法律相談や斡旋は、原則として被害者自身が出席しなければいけません。
交通事故紛争処理センターは全国11か所しかないため、お住まいの場所や事故地によっては、お住まいからかなり遠方まで足を運ぶ必要が出てきます。
例えば、沖縄にお住まいの方の沖縄での交通事故の件は福岡まで出向く必要があります。
また、先ほどお伝えしたとおり、申立費用は無料ですが、交通事故紛争処理センターまでの交通費は本人の負担となります。
さらに、交通事故紛争処理センターでの法律相談や斡旋は、平日日中の面談となりますが、休業補償は受けられません。
つまり、紛争処理センターでの解決を希望する場合、平均して3回以上の紛争処理センターまでの交通費とその分の休業を覚悟しなければなりません。
後遺障害等級認定の問題を争えない
交通事故紛争処理センターは、後遺障害等級認定に関する紛争は取り扱っていません。
つまり、後遺障害等級14級9号が認定された被害者が、本来は12級であるとして争うことはできないということです。
なお、後遺障害等級の認定について争うことのできるADR機関としては、上でも名前だけ触れた
一般財団法人自賠責保険・共済紛争処理機構
という機関があります。
メリット・デメリットまとめ
ここまで、交通事故紛争処理センターを利用するメリットとデメリットを解説してきました。
紛争処理センターを利用するメリット・デメリットは、話し合いの場合と裁判の場合と検証するとわかりやすいので、下にまとめました。
保険会社との紛争解決手続による違い
任意の話し合い | 紛争処理センター | 裁判 | |
---|---|---|---|
費用 | 無料 | 無料 | 有料 |
損害賠償基準 | 任意保険基準 | 弁護士基準 | 弁護士基準 |
判断権者 | 当事者 | 中立の専門家 | 裁判官 |
期間 | 短期 | やや短期 | 長期 |
判断の拘束力 | なし | 保険会社のみあり | あり |
利用できる場合 | 限定なし | 限定あり | 限定なし |
遅延損害金 | 認められない | 認められない | 認められる |
出向く必要 | なし | あり | あり |
後遺障害等級 | 通常争えない | 争えない | 争える |
弁護士の必要性 | やや高い | やや高い | 高い |
紛争処理センター利用の際の解決の流れをご紹介!
交通事故紛争処理センターを利用することによるメリット・デメリットはよくわかりました。
それでは、実際に交通事故紛争処理センターを利用する場合、解決までどういった流れで進んでいくのでしょうか?
ここで簡単にご紹介しておきます!
項目 | 内容・備考 | |
---|---|---|
① | 電話予約 | 相談日時を決める |
② | 法律相談 | 問題点を整理する |
③ | 和解斡旋 | 3~5回で和解成立が多い |
④ | 審査会の裁定 | 斡旋不調の場合に行われる |
なお、交通事故紛争処理センターに関して、こちらの記事でより詳しく紹介されています。
良ければご覧になってみてください。
【注目】交通事故紛争処理センターに対する口コミや評判を調査してみた
ここまでで、交通事故紛争処理センターについてだいぶ詳しくわかってきました。
とはいえ、利用するに当たっては、実際に利用したことがある方の声も聞いてみたいところですよね。
では、ここからは、交通事故紛争処理センターを利用されたことがある方々の口コミや評判の声を覗いてみましょう。
口コミで見る紛争処理センターの良い評判
被害者にとって不利益はない?
交通事故紛争処理センターのHPを見ていると、運営財源について以下のような記載がありました。
(4)運営経費
運営財源は、国内・外国損害保険会社、JA共済連、全労済、交協連、全自共、日火連(以下「保険会社等」といいます。)から拠出されています。
これを読むと、運営経費が保険会社から拠出されていることがわかり、被害者にとって不利益が本当にないのか懸念を抱く人も多いのではないでしょうか。
これに対する口コミを発見しました。
弁護士さんは親切でしたよ。(略)
なお、実際に利用していみると心配したようなことはなく、思った以上に助かった組織でした。(略)
実際に利用してみて、弁護士は、決して被害者の見方ではないです。
しかし、同時に保険会社の見方もありません。
主張内容に対して、提出された客観的に証拠に基づいて淡々と算定を行ってくれます。
実際に利用された方によると、被害者の見方をしてくれる訳ではありませんが、淡々と進めてくれて、思ったよりは良い印象だったということです。
早い解決が望める
その他多く聞かれた声としては、やはり早い解決が望めるという点についてでした。
3ヶ月から4ヶ月で終わるからはやい
交通事故の早い解決を望む方々には最適です。
相手が任意保険加入自動車であることが利用条件です。
平均で半年以内で結論が出るというのは本当のようですね。
裁判の場合だと、結論が出るまでに平均で1年程度かかるということだったので、それに比べると非常に早く感じます。
口コミで見る紛争処理センターの良くない評判
一方で、良い評判だけではないようです。
絶対的に被害者の味方ではない…
親身に聞いてくれるけど保険屋寄りの斡旋案しか出さないので通うだけ無駄です。
弁護士は現役が少なく法令タイムズの事例に合わせた回答しか出せず事故を客観的、物理的に見る事が出来ない昔の弁護士が多いです。
事故専門の弁護士や法テラスの方がまだイイカモ…
紛センは中立の立場って聞いたけどなんか今は相手保険会社寄りのような感じするなぁ。ここで腐っちゃ駄目だとは思いつつ
— み充は引きこもりがち (@dontokoinizigen) July 3, 2016
紛争処理センターの真意はわかりませんが、やはり保険会社寄りだと感じてしまう方もいらっしゃるようですね。
また、あまりにも淡々と早く終わらせることだけを考えているだなと感じてしまう方もいらっしゃるようです。
現在、交通事故紛争処理センターで示談の斡旋を受けているところですが(略)
仲介している弁護士の先生も、面倒くさいことは早く終わらせてしまいたい印象で、
「相手の主張に同意して早く示談してしまいましょう。審査会に持ち込むとさらに賠償金が減る可能性も有り得る」
という態度です。
対応案件が限られているし、時間がかかることも…
他には、やはり、対応してくれる案件が限られている点に不満を感じている方も多いように感じました。
フンセンは裁判所の調停みたいな機関だから、過失割合のような譲歩できない案件は本来なじまないです。
他にも、交通事故紛争処理センターの場合、
非常に大きな事故では解決に時間がかかる
という評判もあるそうです。
その場合は、裁判をした方が解決が早まるかもしれません。
書類の用意や作成が大変…
その他、こんな声も発見しました。
紛セン調べると、結構法律の本とか読んで資料作る人も居るみたい 一般人だからホント無理
— ほるてん@垢停止中詳しくはDMして下さい (@r_rten14) September 1, 2016
指定された書類を集めたり、作成したりするのが大変だったという声もよくあるそうですね。
法律に詳しくないという方の方が多いハズです…。
そこを自分だけで対応するのは、なかなか苦労も多そうです。
担当弁護士の当たりハズレがある…
そして何より大きいのは、担当弁護士さんに当りハズレがあることのようです…。
そんなに難しい性質の事件を扱うにも関わらず紛セの弁護士、ろくなのいないんだよなぁ。。 https://t.co/Js7AWeZ0Pd
— 左近将監💧 (@sakon_official) March 18, 2016
中には、丁寧に説明をしてくれなかったり、当然のことのように難しい言葉で説明する弁護士さんもいます。
最後までそのような人が担当だと、ストレスを感じてしまいますね。
交通事故紛争処理センターに対する口コミ・評判
良い点 | 良くない点 |
---|---|
・予想よりも弁護士の対応が良かった ・早い解決が望める |
・被害者の味方をしてくれる訳ではない ・保険屋寄りと感じることもある ・非常に大きな事故では解決までに時間がかかる ・資料の準備や作成を手伝ってもらえない ・弁護士に不満があっても変更してもらえない |
【結論】適切な慰謝料獲得に向けてベストな方法とは?
ということで、実際に交通事故紛争処理センターを利用された方の口コミや評判を覗いてみました。
では、適切な慰謝料を獲得するためには、交通事故紛争処理センターに相談するのがベストな方法なのでしょうか?
弁護士は被害者の味方です
繰り返しになりますが、交通事故紛争処理センターは、中立的な立場であるため、必ずしも被害者の方だけの味方という訳ではありません。
あくまでも、客観的な意見を提案してくれるだけに留まるでしょう。
https://twitter.com/Akatonbo_Rider/status/819885628603002880
その点、ご自身で選任された弁護士であれば、100%被害者の方のために動いてくれます。
適切な慰謝料獲得に向け、裁判で適切かつ十分な主張をしてくれるでしょう。
ご自身に合った弁護士を選任することができます
また、交通事故紛争処理センターは無料です。
それが良い点でもありますが、多くのサービスを望むことはできません。
もし担当弁護士に不満があっても、弁護士を変更することは原則不可能です。
ご自身で選任した弁護士であれば、可能な限りのサービスをしてくれるハズです。
不満があれば変更も可能になるので、自分に合った弁護士に出会うことができるでしょう。
交通事故紛争処理センターの相談担当弁護士は、問題点の整理や必要書類の指摘するなどの助言はしてくれます。
しかし、必要書類の取り付けやその交渉などまではしてくれません。
弁護士であれば、その段階からサポートすることができます。
また、交通事故紛争処理センターは無料とはいえ、交通費などと同様、必要書類の取付費用は本人の負担となる点は覚えておいた方が良さそうですね。
慰謝料増額に向けてベストな方法とは…
紛争処理センターは弁護士に依頼しなくとも弁護士基準での解決が見込めるため、弁護士を依頼する必要性がなさそうにも思えます。
しかし、紛争処理センターでは弁護士基準をベースに賠償額を判断されますが、無条件に増額が見込めるわけではありません。
保険会社と争いのある部分は、しっかり主張立証しなければ、増額が認められない場合があるのです。
弁護士に依頼をすれば、
- 保険会社と争いのある部分の主張立証により、増額が認められる可能性が高まる
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という点でもメリットがあります。
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それでは最後に、交通事故での慰謝料についてお悩みの方に向けて一言アドバイスをお願いします。
繰り返しになりますが、交通事故紛争処理センターの利用は、交通事故紛争を解決する上で、非常に有力な選択肢の一つです。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
このページを最後までご覧になってくださった方は
- 交通事故紛争処理センターを利用する場合のメリット・デメリット
- 交通事故紛争処理センターに関する口コミや評判
- より確実に慰謝料を獲得するための方法
についておわかりいただけたのではないかと思います。
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また、下の関連記事も参考にしてみてください。
少しでも皆様のお悩みが解決しますように…。
交通事故紛争処理センターQ&A
交通事故紛争処理センターとは?
交通事故紛争処理センターとは、第三者に間に入ってもらって交通事故における紛争の解決点を探る、裁判以外の解決方法を実施している機関のことを指します。交通事故紛争処理センターは、費用無料で申立をできることや裁判よりも短期間で紛争を解決できることが特徴です。また、賠償額は弁護士基準(裁判基準)をベースに判断しているといわれており、任意保険基準より高額な賠償額の獲得が見込めます。 交通事故紛争処理センターの基礎知識
交通事故紛争処理センター利用のデメリットは?
複数のデメリットがあります。3つの利用機会の制限があること、遅延損害金を請求できないこと、直接何回も出向く必要があることや後遺障害等級認定の問題を争えない等があげられます。3つの利用機会の制限の内容は以下の通りです。「①交通事故の種類によっては利用できない」、「②加入中の保険の内容によっては利用できない」、「③治療中や他の手続進行中は利用できない」の以上3つです。 交通事故紛争処理センター利用のデメリット
交通事故紛争処理センターに対する口コミは?
ポジティブな口コミは「担当弁護士の対応が客観的でよかった」、「半年以内での早期解決が望める」などがあります。ネガティブな口コミは「絶対的に被害者の味方ではない」、「対応案件に制限がある」、「書類の用意や作成が大変」、「担当弁護士の当たりハズレがある」などがあります。交通事故紛争処理センターは、中立的な立場であるため、必ずしも被害者の味方ではないことを念頭に置いておくことがポイントです。 交通事故紛争処理センターに対する口コミ
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