追突事故の慰謝料はいつもらえる?もらえる慰謝料の種類も解説!
目次
Q1. 追突事故に遭ったらもらえる慰謝料の種類は?
追突事故に遭った場合にもらえる慰謝料は、以下の3種類です。
✓入通院慰謝料:交通事故による入通院で受けた精神的苦痛に対する補償。入通院が必要になった場合にもらえる。
✓後遺障害慰謝料:交通事故で後遺障害が残ったことで、今後も受け続ける精神的苦痛に対する補償。後遺症に対して「後遺障害等級」が認定されるともらえる。
✓死亡慰謝料:交通事故で死亡した本人やその遺族の精神的苦痛に対する補償。交通事故で被害者が死亡した場合に加害者側に請求する。
Q2.追突事故による入通院慰謝料はいつもらえる?
追突事故による入通院慰謝料は、基本的には示談交渉が成立した後にもらえます。
具体的には、示談成立後に加害者側任意保険会社から届く示談書に署名・捺印をして保険会社に返送し、それを受け取った保険会社側で事務手続きが終わると支払われます。
示談成立から支払いまでは、おおよそ2週間前後となります。
ただし、示談成立前でも加害者側自賠責保険会社に請求をすると、入通院慰謝料の一部を先にもらうことができます。
Q3. 追突事故による後遺障害慰謝料はいつもらえる?
追突事故による後遺傷害慰謝料がもらえるタイミングは、「後遺障害等級認定」の申請方法によって異なります。
※後遺障害等級認定:後遺障害等級を認定してもらうための審査のこと。この審査で後遺障害等級が認定されると、後遺障害慰謝料を請求できる。
後遺障害等級認定の申請方法には、①加害者側任意保険会社を介する「事前認定」②加害者側自賠責保険会社を介する「被害者請求」の2種類があります。
どちらを選ぶかによって、後遺障害慰謝料をもらえるタイミングは以下のように変わります。
事前認定 | 全額示談交渉が終わってから |
---|---|
被害者請求 | 一部は後遺障害等級認定の結果が出た後。残りは示談交渉が終わってから。 |
Q4. 追突事故による死亡慰謝料はいつもらえる?
追突事故による死亡慰謝料は、基本的には示談交渉が終わってから振り込まれます。具体的な流れやタイミングは、Q1でご紹介した入通院慰謝料の場合と同様です。
ただし、加害者側の自賠責保険会社に直接請求すれば、死亡慰謝料の一部を示談成立前にもらうこともできます。これも、入通院慰謝料の場合と同じです。
Q5. 追突事故の慰謝料は弁護士に相談するべき?
追突事故の慰謝料についてお困りのことがあれば、弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士に相談することで、
・適切な慰謝料金額を算出してもらえる
・後遺障害等級認定の手続きを代行してもらえる
・示談交渉を代行してもらえる
というメリットが生まれます。
アトム法律事務所では、電話やLINEで無料で相談を受け付けています。初めて弁護士相談をされる方や、時間や場所・費用のことが心配な方にも、安心してご利用いただけます。
※無料相談の対象は人身事故のみです。
物損事故のご相談はお受けしておりません。
広告主:アトム法律事務所弁護士法人
代表岡野武志(第二東京弁護士会)
この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。