自転車で事故にあったら|事故直後の流れや慰謝料・過失割合について解説!
目次
Q1. 自転車で事故にあったらまずは何をするべき?
自転車で事故にあったら、まずご自身に大きなけががないか確認してください。
大きなけががある場合は無理に動かず、安静にして救護を待ってください。
特に大きなけががない場合は、ほかにけが人がいないかを確認し、けが人がいれば応急処置や救急車の要請を行ってください。
その後は、以下の流れで対応を進めましょう。
①事故現場の安全確保
→巻き込み事故の可能性がある場合は、車両などを安全な場所へ移動させる。その際、もともとの状況を写真などで記録できるといい。
②警察への連絡
→交通事故を警察に届け出ることは、道路交通法で義務付けられている。怠ると懲役または罰金が科せられる。
③加害者や目撃者との連絡先交換
→連絡先だけではなく勤務先や加入しいる保険会社なども確認できるといい。免許証を写真に撮ったり、名刺を受け取ったりできるとなおいい。
④警察の捜査に協力・病院を受診
→けがはないと思っていても、後から発覚することがあるので早めに病院へ行くことが望ましい。
Q2. 自転車で事故にあったら慰謝料はもらえる?
自転車で事故にあった場合にもらえる慰謝料は、以下の通りです。
✓入通院慰謝料:交通事故による入通院で生じた精神的苦痛に対する補償
✓後遺障害慰謝料:交通事故で後遺障害が残ったことで今後も残り続ける精神的苦痛に対する補償
✓死亡慰謝料:交通事故で死亡した被害者やその遺族の精神的苦痛に対する補償
これらの慰謝料の相場は、こちらの慰謝料計算機から確認することができます。
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ただし、この計算機で算出できるのは、被害者の方が示談交渉で弁護士を立てた場合に主張できる金額です。
加害者側からはもっと低い金額が提示され、最終的な金額は示談交渉で決められるという点にご注意ください。
Q3. 自転車で事故にあったら過失割合はどうなる?
自転車で事故にあった場合の過失割合は、事故形態によって異なります。ここでは例として、交差点の出会い頭で自転車と四輪車・単車がぶつかった事故の過失割合をご紹介します。
自転車 | 四輪車 単車 |
|
---|---|---|
① | 0 (青信号) |
100 (赤信号) |
② | 80 (赤信号) |
20 (青信号) |
③ | 10 (黄信号) |
90 (赤信号) |
④ | 60 (赤信号) |
40 (黄信号) |
⑤ | 30 (赤信号) |
70 (赤信号) |
ただし、これらの過失割合はあくまでも基本の過失割合です。
最終的な過失割合は示談交渉で決められるのですが、その際には速度違反や前方不注視などの様々な要素も加味されます。
その結果、ここでご紹介したよりも自転車側の過失割合が大きくなったり小さくなったりすることも考えられます。
Q4. 自転車で事故にあったら弁護士に連絡するべき?
自転車で事故にあったら、弁護士に相談することをおすすめします。
自転車で事故にあった場合、慰謝料を含む賠償金の金額や過失割合は示談交渉で決められます。
示談交渉の相手は基本的に加害者側の任意保険会社です。
任意保険会社は交渉のプロなので、被害者ご自身で示談交渉に臨んでも、十分な賠償金額にならない可能性が高いです。
示談交渉で十分な賠償金を獲得するためにも、交渉の手間を省くためにも、弁護士に相談してみると良いでしょう。
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代表岡野武志(第二東京弁護士会)
この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。