交通事故の示談金はいつ入る?示談成立は早いほうがいい?
Q1.交通事故の示談金はいつ振り込まれる?
示談金は示談成立後に振り込まれます。示談書が保険会社に到着後、通常は2~3営業日くらいで振り込まれることが一般的なようです。
しかし、保険会社内での事務処理などで支払いまでに1~2週間ほどかかることもあるそうです。
もし2週間を超えても音沙汰がなければ、一度進捗をたずねてみても良いでしょう。
示談は成立した内容を示談書(免責証書)などの書類にして、被害者と保険会社の双方で保管します。そういった書類のやり取りが終わってから支払い準備が始まるので、被害者が金額に納得してからすぐ振り込み準備が始まるわけではありません。
Q2.示談金を早くもらうには示談成立を急ぐべき?
示談金を早くもらうためだけに急ぐべきではありません。
示談成立後は、被害者であっても、内容の変更・追加はむずかしくなります。
もっとも、示談金のうち自賠責保険からの補償分については、被害者請求することで示談前に受けとることができます。
被害者請求とは?
示談交渉の相手は、多くの場合は加害者が加入している任意保険会社になるでしょう。
これは、相手方の任意保険会社が本来は自賠責保険から支払われるお金も一括で対応するサービスをおこなっているためです。
しかし、被害者から直接相手方の自賠責保険会社に損害賠償を求めることが可能です。これが被害者請求です。
被害者請求とは
被害者から直接相手方の自賠責保険会社に損害賠償を求めること
注意したいのは、自賠責保険で補償される金額には上限があることです。請求できるのは、自賠責保険の補償範囲内のみになります。任意保険会社から支払われる分については、示談が成立してからでないと受けとることはできないでしょう。
いずれにせよ、示談成立を急いでもあとから後悔することになるかもしれません。
相手方から提示された示談案を了承するまえに、弁護士に内容のチェックなどを依頼することをおすすめします。
Q3.示談金を早くもらう方法はある?
示談交渉中の方であれば、弁護士にご相談・ご依頼いただくことで交渉がスムーズに進む可能性があります。示談が早くまとまるほど、示談金が入るのも早くなるでしょう。
あるいは、被害者請求で一部を先に受けとることも有効です。
もっとも、交渉が終わって示談がまとまった段階では、相手方の保険会社の事務処理中である可能性が高く、早めることは難しいかもしれません。
進展が気になる方は、保険会社に問い合わせてみることをおすすめします。
・示談金がいつもらえるのか
・示談金を早く受けとりたい
こういったお気持ちは、確かにあるかと思います。
しかしながら、示談金を早くもらうためだけに示談を急いで結ぶことは避けるべきです。
まずは、次にご紹介する慰謝料計算機を試してみてください。
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代表岡野武志(第二東京弁護士会)
この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階
第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。