【交通事故】バイク事故で足切断…後遺症の等級は認定される?慰謝料の相場は!?

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【交通事故】バイク事故で足切断…後遺症の等級は認定される?慰謝料の相場は!?

バイク好きという方はたくさんいらっしゃるかと思います。

しかし、生身で走るもののため、交通事故に巻き込まれた場合、自動車よりも大怪我をしてしまう確率は高いのではないでしょうか。

特に、バイク事故が原因で足切断…という話もよく耳にします。

もしも足切断という大怪我を負ってしまった場合、これまでと同じような生活は送れなくなってしまうかもしれません。

バイクでの交通事故が原因で、もしもそうなってしまった場合…

  • 足切断は、バイク事故の後遺症として認定されるの?
  • 認定された場合、足切断に対する慰謝料相場は?
  • その他の損害賠償支援制度は?

など、わからずに、将来が不安になってしまいますよね。

そこで今回このページでは、バイク事故で足切断の怪我を負った場合の後遺症等級認定や慰謝料について詳しく見ていきたいと思います。

なお、専門的な解説は、テレビや雑誌でお馴染みの岡野武志弁護士にお願いしています。

よろしくお願いします。

バイク事故で足切断の怪我を負った場合、日常生活への影響も大きく、ご本人だけでなく、ご家族の方への負担も非常に大きいもののはずです。

それに加え、保険会社との示談交渉もあり、ストレスを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

実際に、交通事故で残った重度の後遺症でお悩みの方から、これまでに相談を受けてきた経験があります。

今回はその経験も踏まえ、具体的な事例も紹介しながら、わかりやすく解説していきたいと思います。

バイクは楽しいです。

でも、大きなリスクもはらんでいるということは忘れてはいけませんね。

少し前ですが、次のようなバイク事故のニュースもありました。

耳を疑うような事故が起きたのは、13日午前6時半ごろ。浜松中央署などによると、浜松市西区篠原町の国道1号浜名バイパス下り線の篠原インターチェンジ(IC)付近にある緩い左カーブで、1300ccの大型バイクを運転していた同市南区の会社員(略)が曲がり切れず中央分離帯に接触、右足をひざ下10センチから切断した。

しかし(略)けがには気付かないまま、転倒せずに数分間、約2キロ先の坪井ICまで走行した。同ICからバイパスを降りようとして出口手前で停車しようとしたところ、足がないことに初めて気付き、バランスを失ってバイクごと転倒したという。

(略)足の損傷が激しく縫合はできなかったが、命に別条はないという。

同消防署によると、隊員が現場に到着したときには「右足は氷と一緒にポリ袋の中に入っていた」。(略)足は引きちぎられたように切断されており、出血は多くなかった。その場で隊員が傷口を布で覆うなど応急処置。(略)

事故には「瞬間的なら気付かないかもしれないが2キロとは…。ありえない」と絶句。浜松中央署は接触による痛みが強く(略)足の切断に気付かなかったとみている。消防関係者も「痛みの強さで失神することもある。今回は失神まではいかず、痛みを通り越してしまい気付かなかったのでは」と驚いていた。

こういったニュースを見るたびに、バイクは怖いものなのだと思い知らされます。

では、実際にバイク事故で足切断の怪我を負ってしまった場合、どのような補償を受けられるのか、ここから一緒に見ていきましょう。

バイク事故による足切断|原因や治療法、リハビリの方法について

バイク事故による足切断|原因や治療法、リハビリの方法について

足切断の原因

バイク事故による足切断の原因としては、バイクで走行中に鋭利なものと接触して切られたり、物と物の間に挟まれたりして直接失ってしまうことが考えられます。

先ほどお伝えしたニュースのように、高速道路バイパスを高速で走行中に、中央分離帯などと接触して足を切断してしまうこともあるでしょう。

その他に、バイク事故では足を骨折してしまうことも多くあるようです。

骨折を侮っていると、骨周辺の細胞が壊死してしまうようなこともあるそうです。

その場合、治療の一環として切断せざるを得ないでしょう。

【重要】足切断の応急処置

では、骨折による壊死などで切断せざるを得なくなった場合を除き、直接足が切断されてしまったような状況では、どう対処すれば良いのでしょうか??

応急処置の方法があれば知っておきたいですよね。

ということで調べてみたところ、以下の通りということです。

切断事故が起きた場合、切断された部分が適切に保存されていれば、病院で接合できる場合があります。組織が壊死するのを遅らせるには、切断部を滅菌ガーゼまたは湿らせたタオルやキッチンペーパーでくるみ、それを乾いたビニール袋に入れて密封します。その袋を氷が入った別の袋または容器に入れます。ドライアイスを使ってはいけません。切断部は直接水につけないようにします。

足切断という状況に直面したら絶望してしまいそうですが、正しい応急処置がされていれば、場合によっては再接着が可能なこともあるそうなのです。

特に、刃物や機械などの鋭利なもので切断された場合には、縫合手術により、元の状態に戻すことが可能ということです。

一方、バイク事故などで切断されてしまった場合には、切断面が砕けたりつぶれてしまっているかもしれません。

その場合、血管や神経などの損傷が激しいため、縫合手術は難しいということです。

また、切断面が鋭利な場合であっても、切断から長時間経過した場合には、筋が壊死してしまうため、完全な血行再建は難しくなってしまうそうです。

よって、再接着は時間との勝負となります。

足切断の後遺症に対するリハビリ

もしも、足を再接着することができた場合には、安静にしていたため固まってしまった関節を動かす訓練や、衰えてしまった筋力を取り戻すトレーニングを行いつつ、

  • 平行棒を使っての歩行訓練
  • 歩行器を使っての歩行訓練

などを行い、回復を目指すことになるでしょう。

義足でのリハビリとは

一方、再接着することができず、足の一部を失うことになってしまった場合には、義足が必要となるでしょう。

義足が必要となった場合、まずは最適な義足を適合してもらうことが重要となるそうです。

義足の調整が済んだ後には、義足の装着訓練が行われます。

一人で正しく義足を装着できるようになって初めて、実際の歩行訓練が行われるようになるそうです。

筋力トレーニングも行いながら、バランス訓練などを行い、正しく歩く技術を身につけます。

平らな場所で歩けるようになった後は、階段や坂道の昇降訓練や、座ったり立ち上がったりする日常生活訓練が行われることになるそうです。

精神的なケア

ところで、身体の一部を切断するということは、なかなか受け入れがたいことのはずです。

もちろんご家族やご友人の方のサポートも重要となりますが、分かり得ないこともあるかもしれません。

そのような場合には、心理カウンセリングを受けることもリハビリの一環として行われるようです。

カウンセリングは、受けるのが早ければ早いほど効果的なのだそうです。

切断に対する恐れや絶望的な気分からの回復にもつながるかもしれません。

【注目】バイク事故による足切断に対する後遺症等級認定基準や慰謝料相場について解説

【注目】バイク事故による足切断に対する後遺症等級認定基準や慰謝料相場について解説

ここまでで、足切断に関する基礎知識を勉強してきました。

ところで、バイク事故が原因で足切断の怪我を負った場合、そのことに対する補償を受け取るべきですよね!

ここからは、交通事故による足切断に対する損害賠償に関して詳しく見ていきましょう。

足切断に対する後遺症等級認定

その前に、交通事故の後遺症に対する補償を受け取るためには、後遺症の等級認定を受ける必要があるそうなのです。

後遺症の等級は1級~14級まで定められており、等級ごとに認定基準が定められています。

残存する症状が重ければ重いほど、数字の低い等級に該当するとも聞きました。

では、足切断の怪我を負ってしまった場合、交通事故の後遺症として認定されるのでしょうか?

  • 両足か片足か
  • 切断の程度

によって異なりますが、1級~7級の認定の可能性があります。

14級までの後遺症等級のうち、1級~7級に認定される可能性があるのですね。

以下に、足切断で認定される可能性がある等級と、それぞれの認定基準を示しました。

足切断に対する後遺症等級認定
15号:両下肢をひざ関節以上で失ったもの
両足を膝と股関節の間で切断した場合。
24号:両下肢を足関節以上で失ったもの
両足を膝と足関節までの間で切断した場合。
45号:1下肢をひざ関節以上で失ったもの
左右どちらかの足を、膝と股関節の間で切断した場合。
47号:両足をリスフラン関節以上で失ったもの
両足の足関節を残し、足の甲の出っ張りの辺りで切断した場合。
55号:1下肢を足関節以上で失ったもの
左右どちらかの足を、膝と足関節の間で切断した場合。
78号:1足をリスフラン関節以上で失ったもの
左右どちらかの足関節を残し、足の甲の出っ張りのあたりで切断した場合。

後遺症の等級認定にあたっては、認定の有無や等級について争いになることも多いようです。

しかし、足切断の場合、その後遺症が存在していることは明らかなことが多いため、等級認定をめぐって争われる事例は少ないそうです。

(参考)その他残る可能性のある後遺症

ところで、もしも運良く、再接合できたとしましょう。

しかし、足はくっついたとしても、以前のようにうまく動かせないなどの機能的な障害が残ってしまう可能性が考えられます。

もし、そのような後遺症が残った場合、それについても等級が認定されるのでしょうか?

足切断と下肢の可動域制限などの機能障害との間の因果関係が認められれば、当然後遺症が認定される可能性はあります。

後遺症と怪我の因果関係を証明するとなると、こちらについては等級認定について保険会社と争いになってしまうこともありそうです。

等級の認定結果について納得がいかない点などがある場合には、ぜひ弁護士などの専門家に相談してみてください!

適切な等級が認定される可能性が高まるはずです。

また、可動域制限などの後遺症の等級認定について、より詳しく知りたい場合は、こちらの記事もご覧になってみてください。

後遺症に対する慰謝料の相場

足切断の後遺症等級が認定された場合、その等級に応じて、後遺症慰謝料が支払われることになります。

ところで、保険会社が提示してくる慰謝料の金額は、低いという噂もよく聞きますが…。

提示された金額をそのまま受け入れてしまっても良いものなのでしょうか。

その答えは「NO」のようです。

というのも、慰謝料には3つの基準があるってご存知でしたか?

慰謝料増額に向けて知っておきたい基礎知識~3つの慰謝料相場の基準~

慰謝料には、

  • 自賠責保険に請求する場合
  • 任意保険会社が提示する場合
  • 弁護士が相手側や保険会社に請求する場合

の3つの基準が存在しているそうなのです。

自賠責基準

自賠責保険会社の慰謝料とは、自賠法に基づく省令により設定されているものです。

自賠法は、交通事故の被害者が最低限の補償を受けるためのものであり、その金額は低く設定されています。

任意保険基準

保険会社でも、任意保険会社による慰謝料基準も存在しています。

ただし、任意保険会社は営利企業のため、もちろん少ない金額で済ませたいと考えているハズですよね。

よって、自賠責の基準よりは高いものの、慰謝料の金額は少ないことが多いということです。

弁護士基準

保険会社の基準と比較して、最も高い基準となっているのが、裁判所や弁護士の基準です。

これは、裁判を行った場合や相手側と示談をする場合に用いられる基準のこと。

ただし、自分ひとりで裁判を起こし、相手側と争うのは、どう考えても難しいですよね…。

よって、高額の慰謝料を獲得するためには、弁護士に依頼をして示談や裁判を行うことが必要ということになるのです。

慰謝料金額の基準
自賠責基準 任意保険基準 弁護士基準
内容 交通事故被害者が最低限の補償を受けるためのもの 営利企業の保険会社が支払うもの 弁護士を付けて裁判や相手側との示談をする場合に用いられるもの
金額 金額は低め 自賠責基準よりは高いが、金額は低め 自賠責基準や任意保険基準よりも高い

3つの基準がわかったところで、それぞれの基準ごとの後遺症慰謝料の相場について、以下の表に示しました。

足切断の場合の後遺症慰謝料※1
後遺症等級 自賠責基準※2 任意保険基準※3 弁護士基準
1 1100 1300 2800
2 958 1120 2370
4 712 800 1670
5 599 700 1400
7 409 500 1000

※1 単位:万円

※2 被扶養者がいる場合や要介護の場合には金額が異なるケースがある。

※3 旧任意保険支払基準による。

一目瞭然ですが、噂通り、保険会社の慰謝料の基準は非常に低いですね。

よって、しっかりとした補償を受けるためには、弁護士基準での慰謝料を受け取るべきです。

ただし、被害者ご本人だけで保険会社と交渉しても、低い示談金しか提示してもらえないことがほとんどということです。

加害者が任意保険に入っている場合には、弁護士に依頼して交渉してもらうと、弁護士基準の慰謝料を回収できることがほとんどだということです。

弁護士基準の慰謝料を獲得するためにも、ぜひ弁護士に相談いただければと思います!

後遺症により失った将来の収入「逸失利益」

また、後遺症が認定された場合、逸失利益というものも支払われることになるそうです。

逸失利益

後遺症により労働能力が失われてしまった場合に、本来得られるはずだった収入の減額分を補償するための損害賠償。

まず、逸失利益で最初に争いになるのは、現在、現実に収入の減額が発生しているかどうからしいですね。

後遺症認定の時点ですでに減収が発生している場合には、将来的にもその減収の継続が見込まれるため、逸失利益は認められやすいです。

また、足切断による後遺症が原因で、

  • 会社の部署を異動させられた
  • 職業選択の幅が狭くなった
  • 積極的な対人関係や対外的な活動が不可能になった

など、労働環境や能力に支障が出ていることが認定されれば、逸失利益が認められることになります。

一方で、実際に後遺症が残っていても、労働能力に与える影響が小さく、逸失利益が十分に得られないこともあるそうです。

すると、被害者の方は逸失利益を得られず、実際に残っている後遺症に対する補償として明らかに不十分になってしまいます。

そのような場合には、後遺症の慰謝料を相場よりも増額させることで、賠償のバランスが取られることもあるそうです。

ただし、そのような証明や交渉を自分ひとりで行うのは難しいですよね。

この場合も、弁護士に相談すれば適切なアドバイスをもらえると思います!

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ここまで読んで、自分の事故ではどれほどの慰謝料や逸失利益が受け取れるものなのか…。

今すぐに知りたいと思った方も多いのではないでしょうか。

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バイク事故と自動車事故では過失割合が異なる!?

ところで、損害賠償にあたっては、過失割合というものも重要となってくるようです。

交通事故における過失割合とは、交通事故の結果に対する責任の割合のことです。

この過失割合は、交通事故の損害賠償と密接な関係があります。

というのも、もしも被害者側に過失がある場合、その過失割合分は相手側に請求出来る損害賠償額から減額されてしまうことになるのです。

バイク対自動車事故の場合、自動車対自動車の場合と比べて違いがあるのでしょうか?

バイクの方が過失割合が低いという声もあるようですが…。

確かに、バイク対自動車事故の場合、自動車同士の事故の場合に比べてバイク側の過失割合が低く判断されることが多いです。

たとえば、自動車同士の右直事故の直進車の基本過失割合は20%ですが、直進車がバイクであった場合の基本過失割合は15%となっています。

これは、バイク対自動車事故の場合、事故の衝撃を直接受けるバイク側の方が重大な損害を被る可能性が高いことが理由の1つと考えられています。

被害者側の過失割合が高いと、その分相手に請求できる損害賠償額が減ってしまうということになります。

バイクの方が交通事故の被害に遭った場合には、過失割合が低く認定されるということなので、多くの損害賠償を受け取ることができる可能性が高いということですね。

過失割合について納得いかない点がある場合には、ぜひ弁護士に相談してみた方が良いかもしれません。

その他、治療費入通院慰謝料などの損害賠償についても詳しく知りたいという方は、こちらの記事もご覧になってみてください。

足切断に対する特別な支援や補償について

足切断に対する特別な支援や補償について

以上、足切断の後遺症等級認定や、慰謝料の相場について見てきました。

では、後遺症が残った場合、慰謝料以外に何か支援を受けることはできるのでしょうか?

義肢や車椅子の購入費用は損害賠償請求できる?

もしも足切断の後遺症が残ってしまった場合には、義足を作る必要が出てくるという話でしたよね。

また、車椅子が必要となる可能性も考えられます。

どちらも、決して安価なものではないと思うのですが、義足や車椅子の購入費用についても保険会社からの補償に含められているのでしょうか?

交通事故で重度の後遺症が残り、義足や車椅子を購入した場合、

後遺症の内容や程度と照らし合わせて、必要性が認められた場合

には、相当額が損害として認められることになります。

価格が相当額を超えると判断された場合には、相当額を超える部分は支払われないことになるそうなので、その点はあらかじめ理解しておいた方が良さそうです。

価格の妥当性は、義足や車椅子を必要とする身体の状況との関係で、どのような材質や耐久性、機能などが必要なのかという観点で判断されるそうです。

また、日本は玄関で靴を脱ぐように、基本的に屋内外の生活を区別しています。

よって、室内用と屋外用の車椅子2台分について、損害賠償が認められることも多くあるそうです。

買い替え費用は?

ところで、車椅子の耐用年数は4~5年程度とも言われているそうです。

また、義足も部位や素材などによっても異なりますが、約2~5年程度が耐用年数と言われているそうです。

つまり、どちらも一定周期で交換をしなければなりません。

事故後、生涯義足や車椅子で生活することになってしまった場合には、平均余命までに出費することとなる将来の買替費用も請求することが可能となっています。

必要以上に高価なものでなければ全額補償されるし、将来的に交換の必要が出てきても、その分の購入費を将来購入費として請求可能なのですね。

とはいえ、被害者の方ご自身だけで、将来の買替費用についても保険会社と交渉するのは非常にハードルが高いですよね。

もしもお困りの場合には、弁護士などの専門家に相談してみることをお勧めします。

自宅をバリアフリー化するための改造費用は請求できる?

車椅子や義足の購入、買替費用は補償されることがわかりましたが…。

実際に車椅子や義足で生活をすることになった場合には、自宅をバリアフリー化するなどの工事も必要となってきそうです。

その場合の自宅改造費用も補償されるのでしょうか?

被害者の受傷の内容、後遺症の程度・内容を具体的に検討し、必要性が認められれば相当額が補償されます。

具体的には、介護を要するほどの後遺症が残ってしまった場合には、比較的必要性が認められやすいと考えられます。

もっとも、より軽度な障害であっても、生じる生活の不便の程度によっては、必要性が認められることもあります。

自宅改造費についても、必要性が認められれば、賠償してもらえる可能性があるのですね!

とはいえ、なかなかの高額費用となるはずです。

そのためには裁判を起こさないといけないのでしょうか…。

保険会社との交渉だけで認められるものなのでしょうか?

自宅改造費用は、必ずしも裁判でなければ認められないというわけではなく、交渉段階でも認められる余地はあります。

ただし、軽度な障害で、請求費用が高額の場合には、交渉がまとまらず、裁判が必要になる可能性は高くなると考えられます。

その他、車を車椅子や義足でも乗りやすいように改造したり、福祉車両を購入したりする場合にも、賠償が認められる可能性があるそうです。

裁判になれば、判断が下されるまでに長期間かかってしまうかもしれませんが…。

それでも、適切な補償を受けるために必要であればやむを得ないですね!

車椅子・義足の購入費用や、自宅の改造費用などについて、保険会社との交渉が不安な場合は、一度弁護士に相談してみるのも1つの手かもしれませんね。

その他の支援制度をご紹介

①労災保険

ちなみに、最近ではバイクで出前を届けたりする仕事も多いですよね。

仕事中や通勤途中にバイクで事故に遭い、足切断してしまった方に対しては、労災保険による以下のような支援制度もあるようです。

こちらの制度を利用すれば、義肢など補装具の購入費用や修理費用が支給される場合もあるとのことです。

また、義肢・補装具などの採型や、装着訓練のために、医療機関などへ行くための交通費、宿泊費なども支給されるそうです。

②自動車事故対策機構

他に、交通事故の発生防止と、その被害者の方への援護を主な目的とした自動車事故対策機構(NASVA)という国土交通省所管の独立行政法人があるようです。

こちらの申請が通れば、定められた範囲内において、毎月介護料の支払いを受けることができるようです。

その中に、車椅子の購入・レンタル費用も含まれています。

③身体障害者手帳

また、足切断の後遺症が残った場合、身体障害者手帳が交付される可能性があります。

交付の認定基準についてはこちらをご覧ください。

身体障害者手帳の交付を受けると、公共料金の割引や補助金などの様々な支援を受けられるようになります。

身体障害者手帳取得により受けられるサービス(一例)
医療費などの助成
・医療費の助成
・車椅子や補聴器などの補装具の助成
・リフォーム費用の助成
税金の軽減
・所得税
・住民税
・自動車税など
公共料金の割引サービス
・公共交通機関の運賃割引
・高速道路の利用料金割引
・NHKの放送受信料割引
・携帯電話会社の料金割引
・美術館や博物館、動物園など公共施設の入場料割引
障害者雇用での就職
一般採用だけでなく、障害者雇用での募集にも応募可能

とはいえ、「身体障害者」になることを躊躇う方もいらっしゃるかもしれません。

ただし、手帳がなければ行政からの支援を受けることはできませんので、申請を検討してみるのも1つの選択肢なのかもしれません。

身体障害者手帳についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧になってみてください。

足切断により介護が必要となった場合、ご家族の方の出費や負担も多くなります。

もし良ければ、上記のような支援制度のご活用も検討してみてはいかがでしょうか。

バイク事故による足切断について弁護士に無料相談したい方はコチラ!

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以上、バイク事故による足切断に対する後遺症認定や慰謝料などについて理解を深めていただけたでしょうか。

しっかりとした補償を受け取るため、今すぐ弁護士に相談したい!と思われた方もいらっしゃるはずです。

しかし、弁護士の知り合いなんていないし、全国に約4万人いる弁護士の中から、誰に相談すれば良いのかなんてわかりませんよね。

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最後に一言アドバイス

それでは、最後になりますが、バイク事故による足切断の後遺症や慰謝料についてお悩みの方に一言アドバイスをお願いします!

まずは、医師の診断を受け、じっくり療養し、お大事になさってください。

それでも残念なことに足切断の後遺症が残ってしまった場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

なぜなら、日常生活に支障が及ぶような後遺症が残るような場合、適正な金額の補償を受けるべきだからです。

しかし、保険会社から示談金を提示され、書類にサインしてしまうと、あらためて慰謝料などを請求することは極めて困難になります。

そうなる前に、ぜひ弁護士無料相談を活用してみてください。

面倒な手続きや交渉などのお力にもなれるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後までお読みいただけた方には、

  • 足切断後遺症等級認定
  • 足切断に対する慰謝料相場
  • その他の支援損害賠償

について、理解を深めていただけたのではないかと思います。

また、足切断の後遺症について、弁護士に相談した方が良いと感じた方もいらっしゃるでしょう。

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また、このホームページでは、交通事故の後遺症に関するその他関連記事も多数掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください!

バイク事故で足切断になった場合のQ&A

足切断後のリハビリはどんなものがある?

足を切断することになった場合、義足をつけたリハビリが必要になります。義足の装着訓練が終わりしだい、実際の歩行訓練や日常生活訓練が行われます。また、身体の一部を切断せざるをえなくなったことで精神的な疲労や苦痛もあるかもしれません。そのため、心理カウンセリングを受けることもリハビリの一貫で行われます。 バイク事故による足切断のリハビリ

事故による足切断の後遺障害認定は何級?

切断箇所や程度によりますが、7級から1級の後遺障害認定の可能性があります。一般的に後遺症等級の認定にあたって、認定の有無や等級について交渉や争うことが少なくありません。しかし足切断の場合、後遺症の存在が目に見えて明らかなことが多いため。等級認定を巡って争うことは少ないようです。 足切断に対する後遺症等級認定基準

足切断による後遺障害慰謝料はいくら?

後遺障害慰謝料は、後遺障害等級によっておおよその目安があります。さらに、おなじ後遺障害等級であっても、慰謝料を算定する基準によって金額が変わります。例えば、後遺障害4級の場合は弁護士基準:1670万円、自賠責保険基準:712万円、任意保険基準(旧基準):800万円となります。弁護士基準で算定する時、あらゆる後遺障害等級において、慰謝料が高くなります。 足切断の後遺障害慰謝料一覧

義足や車椅子などの購入費用は請求できる?

適切な額なら請求できます。後遺症の内容や程度と照らし合わせて、必要性が認められた場合、加害者に義足や車椅子の購入費用を請求ができます。また買い替え費用も必要以上に高額でなければ請求可能です。もし交渉や請求にお困りの場合、弁護士や専門家に相談してみることをおすすめします。 足切断に対する特別な支援や補償について

この記事の監修弁護士

岡野武志弁護士

アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。

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