【失明】事故タクシーに乗車の被害者に約2億円超

HYS 2016年7月1日 | 失明
item 16 1
認容額 2 億 0128万3712円
年齢 21歳
性別 女性
職業 会社員
傷病名

開放性脳損傷、脳挫傷、右眼球破裂、外傷性てんかん

障害名 失明
後遺障害等級 1級
判決日 平成15年8月26日
裁判所 東京地方裁判所

交通事故の概要

本件事故は、平成9年8月12日午前1時33分ころ、東京都豊島区内の路上において発生した。被害者が、タクシーの乗客として乗車中、タクシーとトラックが本件事故現場において衝突し、その際、トラックの後部荷台が被害者の頭部及び顔面に衝突した。

被害者の入通院治療の経過

本件事故により被害者は、いくつかの病院に入院して治療を行った。通算の入院日数は501日で、平成11年1月18日から現在に至るまで通院を続けている。

後遺障害の内容

被害者の本件事故による後遺障害は、1級3号(神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの)、8級1号(一眼が失明し、又は一眼の視力が0.02以下になったもの)に該当するとして、併合1級の認定を受けた。

判決の概要

本件事故は、被害者の後遺障害慰謝料につき、事故時21歳の独身女性が、高次脳機能障害等の極めて重大な後遺障害を負い、生涯にわたり常時介護を要するに至ったこと、頭蓋骨が陥没し外貌に著しい醜状が残ったこと、現在でも服薬を怠れば死亡する危険性を有していること等を考慮して、3200万円を認めた事例。

認容された損害額の内訳

治療関係費 237万0026円
入院雑費 131万9823円
将来介護費 1 億 3200万3168円
休業損害 635万6544円
逸失利益 7420万2662円
慰謝料 3680万円
通院費及び自動車購入費等 445万 4591円
装具費 15万 2285円
症状固定前の介護費 123万 7000円
損害填補 - 7941万 2387円
両親固有の慰謝料等 880万円
弁護士費用 1300万円

※その他、既払い額や損益相殺がなされ、判決認容額となります。

失明の関連記事

後遺障害/慰謝料のまとめ