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交通事故の相手が過失を認めない場合に被害者がとる行動は？

Q1.そもそも過失（かしつ）って何ですか？

交通事故における過失とは、事故の結果に対する責任のことです。
過失は、過失割合としてあらわすことが多く、8対2や10対0などののように示されます。

交通事故の過失割合は、損害賠償とふかい関係があります。
もし、被害者側に一定の過失があれば、そのぶん加害者に請求できる金額が減ってしまうのです。

Q2.相手に過失を認めさせる方法は？

事故の状況を正確につたえることが大事です。
また、ドライブレコーダーなどの動画記録は証拠として有効です。

また、交通事故が起こった場所によっては、防犯カメラなどに事故状況が記録されている可能性があります。
また、目撃者の存在もポイントになります。

客観的な意見・証拠をあつめることで状況が変わる可能性があります。

また、相手がどうしても過失を認めず困っている場合は、専門家である弁護士のアドバイスを受けるのも良いでしょう。
交通事故の被害者に対しては、一定の条件下で無料相談を受け付けている法律事務所も多いです。当サイトでお近くの法律事務所を探してみませんか。

Q3.相手が過失を認めない状態が続くとどうなる？

相手が過失を認めないということは、損害賠償を受けられない状態が続く可能性が高いです。

交通事故の損害賠償は、相手が加入している保険会社に対して支払いを求めていくことになります。相手の保険会社は、保険加入者（＝事故の相手方）の責任に対してお金を支払います。
いいかえれば、保険加入者に責任がない場合は支払うこともありません。

相手が過失を認めないということは、相手方の保険会社にもそのように伝わっている可能性が考えられます。
というのも、保険会社は相手方からの連絡を受けて事故発生を知るからです。

加害者が過失がないという報告を保険会社にしているかぎり、保険会社が被害者に対して連絡をすることはないでしょう。
その結果、被害者が治療費や修理費などを受けとれない状態が続いてしまいます。

Q4.過失を認めない相手に損害賠償を請求するには？

過失を認めない相手に損害賠償を請求する場合、交渉が難航する可能性が高いといえます。
まずは相手に過失を認めさせるための証拠をあつめたり、認めさせるための方策をかんがえなくてはいけません。

また、過失を認めた後も、過失割合についてもめる可能性が十分あります。
被害者の方が損をしないためにも、そしてやり取りのストレスをやわらげるためにも、弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

交通事故の被害者救済に力を入れている法律事務所への相談をおすすめします。
示談交渉がなかなかスムーズに進まないという場合は弁護士相談を検討しましょう。

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この記事の監修弁護士

岡野武志弁護士

アトム法律事務所弁護士法人
〒100-0014　東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル9階

第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。

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