交通事故の慰謝料はいくらもらった?知恵袋で分かれば弁護士に聞かなくてもいい?
目次
Q1.交通事故の慰謝料をいくらもらったか、知恵袋で聞けば十分?
交通事故の慰謝料をいくらもらったのか、知恵袋などのQAサイトで聞いてみるのは、ある程度参考にはなるでしょう。しかし、知恵袋などの回答を見れば十分とはいいがたいです。
理由として、
・偏った回答が集まる可能性がある
・回答の信頼度が高くない
といったことが挙げられます。
知恵袋などの相談サイトでは、実際に事故にあい慰謝料をもらった人からの回答が期待できます。しかし、大きな事故にあった方や多額の賠償金を獲得できた方からの回答ばかり、あるいはあまり高額な賠償金を獲得できなかった方からの回答ばかりとなってしまう可能性もあります。
そうなると、ご自身の場合慰謝料はいくらもらえそうかという参考にするには情報が偏ってしまいます。
また、知恵袋は匿名で回答できる制度になっています。そのため、回答者が本当に事故にあったことがある人なのか、本当にその金額の賠償金を獲得できたのか、確認することはできません。
場合によっては嘘の書き込みの可能性もあるため、100%信頼して参考にするのは危険と言わざるを得ません。
Q2. 弁護士からの回答なら信頼できる?
知恵袋に「専門家」として登録されている弁護士からの回答であれば、信頼して良いかと思われます。
専門家として登録されていないアカウントで弁護士を名乗っているものについては、本当に弁護士なのか確認ができませんので、注意した方が良いでしょう。
写真や名前も出しているという場合でも、専門家として登録されていないのであれば注意すべきです。弁護士の名前や写真は、弁護士事務所のホームページを見れば誰でも知ることができます。場合によってはそれを悪用し、弁護士でないのに弁護士に成りすましている可能性もあるのです。
Q3. 知恵袋で弁護士から回答があっても弁護士に直接質問するべき?
たとえ知恵袋で専門家として登録されている弁護士から回答が来たとしても、弁護士に直接質問してみる方が良いでしょう。
知恵袋への投稿内容は不特定多数の人に見られます。そのため、質問者ご自身も、知恵袋上であまり事細かに交通事故について説明することはできないでしょう。そうなると、いくら弁護士でも正確な回答をすることはできません。
また、知恵袋上では文字でのやり取りしかできませんので、微妙なニュアンスが上手く伝わらなかったり、質問者と回答者の間で文章の解釈に違いが出てしまうこともあります。
こうしたことを防ぎ、より正確な回答を得ようと思うのであれば、直接弁護士に問い合わせるのが一番でしょう。
Q4. 費用が心配で弁護士に相談できない人はどうしたらいい?
弁護士に直接相談したいけれど、相談費用が心配という方は、無料相談ができる弁護士事務所に相談してみてください。
また、その後弁護士に正式に依頼をしたいという場合は、弁護士費用特約を利用することで、実質無料となります。弁護士費用特約を使うと、保険会社が弁護士費用を負担してくれるからです。
アトム法律事務所では、人身事故に関する無料相談を電話やLINEで受け付けています。依頼するかはわからないけれど、とりあえず話を聞いてみたい、弁護士から直接分からないことを説明してもらいたいという場合にも、気軽に利用できます。
※無料相談の対象は人身事故のみです。
物損事故のご相談はお受けしておりません。
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代表岡野武志(第二東京弁護士会)
この記事の監修弁護士
岡野武志弁護士
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第二東京弁護士会所属。アトム法律事務所は、誰もが突然巻き込まれる可能性がある『交通事故』と『刑事事件』に即座に対応することを使命とする弁護士事務所です。国内主要都市に支部を構える全国体制の弁護士法人、年中無休24時間体制での運営、電話・LINEに対応した無料相談窓口の広さで、迅速な対応を可能としています。